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バツイチは恋のはじまり

2014年09月27日 | 映画
バツイチは恋のはじまり を観た。

イザベル(ダイアン・クルーガー)は、イケメンで仕事も完璧な彼氏のピエール(ロベール・プラニョル)とパリで同棲中。
付き合って10年、二人はそろそろ結婚を考え始めていた。
しかしイザベルには、結婚になかなか踏み込めない理由があった。
それは「一度目の結婚は必ず失敗する。」というイザベル家に代々伝わる呪いのようなジンクス。
ピエールとの結婚式を数ヵ月後に控え「何とかしてバツイチにならなくては!」と焦るイザベルの前に現れた男がいた。
それは、お調子者で全く女気のない旅行雑誌の編集者ジャン=イヴ(ダニー・ブーン)。
ピエールとの幸せな結婚生活のため、イザベルはなんとかしてジャン=イヴを落とし結婚、そして即離婚に漕ぎつけようと彼の世界半周旅行に同行することにする。
砂漠でライオンに追われ、車を盗まれ、なぜかマサイ族の結婚式に参加し、理想とは正反対の相手との最低な婚活旅行・・・。
しかし、イザベルはどんなことがあっても笑ってすべてを受け入れるジャン=イヴにいつしか惹かれ始めていた。

って話。


パスカル・ショメイユ監督作品。
久々にがっつりフランス映画を観ました。

ちょっと似た親族を知ってますが、
皆さんの周りにもそういう一族って居ると思いますが、
最初の結婚は絶対に失敗してしまうという、
一族のジンクスをテーマにするそこそこ斬新な設定。

愛する人と幸せになりたいが故にそのジンクスを乗り越えるために、
何とか偽装結婚をしようとするラブコメですね。

かなりのコメディ色強いラブコメでした。
コメディセンスも世界観も好きでしたし結構笑えました。
結構壮絶な体を痛めつけるボケもあって声を出して笑ってしまいました。

なかなかハイセンスな映画だったと思います。

ちょっとオチはイマイチであまり好みではありませんでしたが。
旅の感じも味わえて良かったです。


そんなわけで5点です。


それよりもちろんがっつりフランス語です。
フランスには一人旅で2週間くらい滞在しました。
日本人はお洒落に静かに話すフランス語のイメージが強いと思いますが、
実際のフランス人ってめっちゃおしゃべりだし早口だしこんな感じという記憶です。

レストランなどで隣の席の客に、なんぼほど力んで喋るねん!と思ったものです。
あちこちから鼻母音がブヒブヒ聞こえます。

そんなフランスらしいフランスが観れる映画だったと思います。

ただ殆どヒヤリング出来ない己のフランス語力には凹みましたが。
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