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僕たちは世界を変えることができない。BUT,WE WANNA BUILD A SCHOOL IN CAMBODIA

2011年10月03日 | なんとなく書いてます
僕たちは世界を変えることができない。BUT,WE WANNA BUILD A SCHOOL IN CAMBODIA  を観た。


タイトルが気になって観に行きました。

カンボジアに学校を作ることを目指した若者たちの実話だって下知識はありました。

悶々と何となくなチャラい日々を送っていた大学生が何かに夢中になりたいと漠然と思っていたところ、ふと目にしたカンボジアに学校を作ろうというパンフレットを見てそれを目標にして仲間を集める。

言いだしっぺでリーダー医大生の田中甲太(向井理)いつもつるんでる大学の友達、芝山史(柄本佑)、矢野雅之(窪田正孝)、イベントで知り合った人脈を持つ本田充(松坂桃李)の4人でプロジェクトを立ち上げサークルを作り資金集めを始める。

実際にカンボジアに行き実状を知り、残酷な失恋やしゃべり場のような意見のぶつかり合いがあったりと色々な困難を乗り越えて実現するお話。

とても素晴らしい映画でした。

ところどころはもはやドキュメンタリーの様な空気感だったし。
いやいやかつて観たことのない種類の映画だったし素晴らしい完成度でした。

感動しました。

そもそもこのタイトルにかなり惹かれました。
劇中でもこんなこと偽善じゃないか、やっても世界を救えない、なぜカンボジアなんだ?
と不毛な若者たちの意見のぶつかり合いがありますが、ラストの開校式の感動の中の語り
「僕たちは世界を変えることができない、でもこの日僕らが笑って子供たちが笑ってたのは事実だ」
という締めくくりに感動しました。

日本人の若者の殆どは主人公たちの様に、何となく幸せだが何か悶々とした日々を送る部類に属すると思います。

だから人によってはこの作品で人生が大きく変わる可能性もあると思います。

それほど力を持った作品だったと思います。

正直僕も何か始めたくなりました。

世界は変えられなくても誰かの役には立ちたいものですね。

ちょっと大学生たちのチャラいノリが鬱陶しかったですが、きっと学生時代の僕も遠からずこんな感じだったのでしょう。

何も力のない個人でも人の役に立てると証明するようなお話。

今の日本にとってもとても学ぶことの多いお話だったと思います。


そんなわけで9点です。


はてさて僕は何をしましょう。

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