夏はどうせ眠れない。
翌日休みと思うと7時8時まで眠れない。
どうせ眠れないと夜中3時にバイクで走りだした。
江戸川近くのコンビニにバイクを止め河川敷へ。
散歩をしたり、タバコを吸ったり、黄昏たり、月を眺めたり、黄昏たり。
近づく花火大会の予感がする。
川には大掛かりな準備がなされていた。
1週間後の花火大会は何十万人と言う人がやってきて町中が人で溢れ凄まじいパニック状態になるというのに
この時間、その何十万の人間で溢れる予定の場所は僕を含めて二人しか人間は居なかった。
なんだかやりきれない気持ちは胸の中でひどくうずくのだが
人生にはこんな夜も必要なんだと思った。
別に病んでるつもりは無いけれど、
色々考えながら歩いていると時々涙が零れた。
明けきらぬ夜にもたれ
白んでく空を見てた。
夜道を歩いた
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月はそこに変わらずあった
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風景は明けていった
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明けていく風景をただ夜風に黄昏ながら見ていた
すっかり明るくなった。
暑くなってきて、鳥や蝉が鳴いていた。
夜が終わったので僕は家に帰った。
翌日休みと思うと7時8時まで眠れない。
どうせ眠れないと夜中3時にバイクで走りだした。
江戸川近くのコンビニにバイクを止め河川敷へ。
散歩をしたり、タバコを吸ったり、黄昏たり、月を眺めたり、黄昏たり。
近づく花火大会の予感がする。
川には大掛かりな準備がなされていた。
1週間後の花火大会は何十万人と言う人がやってきて町中が人で溢れ凄まじいパニック状態になるというのに
この時間、その何十万の人間で溢れる予定の場所は僕を含めて二人しか人間は居なかった。
なんだかやりきれない気持ちは胸の中でひどくうずくのだが
人生にはこんな夜も必要なんだと思った。
別に病んでるつもりは無いけれど、
色々考えながら歩いていると時々涙が零れた。
明けきらぬ夜にもたれ
白んでく空を見てた。
夜道を歩いた
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月はそこに変わらずあった
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風景は明けていった
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明けていく風景をただ夜風に黄昏ながら見ていた
すっかり明るくなった。
暑くなってきて、鳥や蝉が鳴いていた。
夜が終わったので僕は家に帰った。