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帰ってきた Mr.ダマー バカ MAX!

2015年11月22日 | 映画
帰ってきた Mr.ダマー バカ MAX! を観た。

20年間病気のフリをしていたロイドと友達のハリーが再びコンビを組んでお馬鹿を繰り広げる。
ハリーの病気を治すために生き別れの娘を探しに行くロードムービー風コメディ。
道中殺し屋に狙われたりと大きな展開をしていく。


ピーター・ファレリー監督作品です。
ジム・キャリー全開の超おバカコメディ。
ちょっとやり過ぎな程のぶっ飛んだおバカコメディでした。

ここまで行くと正直病気だと思うので観てて複雑な気持ちになりましたが。
因みに20年前の前作は観ていないので予備知識無しですが、
別にそれほど支障はなかったでしょうか。

ハリーが腎臓移植を求めて疎遠の親に会いに行く冒頭、
20年会ってないというが自転車で10秒くらいのところに住んでいて。
しかも思いっきりアジア人の見た目で中国語で喋ってるし。
実は血が繋がっていないという当たり前の告白にショックを受けたり。

そもそも子供の作り方も知らない様な非常識なバカ二人。
殺し屋に狙われるが天然なやり取りでどんどん相手を追い詰めます。

正直、かなりセンスは古いタッチのコメディでした。

それが狙いなのか?それしか出来なかったのか?は謎です。

近年のコメディはセス・マクファーレンに象徴されるような、
時事ネタを上手に取り込んだモノが主流な気がしますが、
こっちはチャップリンとかミスター・ビーンみたいな感じですね。

久々に主演のジム・キャリーを見た気がしますがちょっと旬の無さを感じてしまいました。
でも流石の存在感はあっていい役者だとは思います。

ジェフ・ダニエルズはこの役をやるには正直おじさんすぎる気がします。
凄いバカ役のなりきりは見事でしたけど。

下ネタや不潔系なネタが多かったけど過激の面白さにはそういうのは必要だと思いますけど、
この手のコメディなら綺麗な笑いの追求をした方がいいような気もしました。
そうすれば老若男女をターゲットにできるので。

しかしとにかく馬鹿でした。
エンドロールが20年前の作品と今作との2つの映像が同時に流れていてなんか良かったです。
前作を観てないけどなんとなく感慨深い気持ちにはなりました。

エンドロールってどの作品ももっと活用すればいいのに、とはいつも思います。
劇場は結構な笑い声でした。
スベってるなーと感じるシーンも多かったけど、
確かに面白くて笑えるシーンも沢山ありました。


そんなわけで4点です。

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