ハンガー・ゲーム FINAL： レボリューション

ハンガー・ゲーム FINAL： レボリューション　を観た。

ご存知の人気シリーズの遂に最終作です。

元々は独裁国家パネムが権力を誇示するために支配地域から選出した人々に殺し合いをさせる映画でしたが、
やがてパネムと反乱軍との戦いの映画になって。
今作は反乱軍のモチベーションを上げるための映像を撮るふりをしてカットニスがスノー大統領を暗殺に向かう物語です。

近年のハリウッド映画では久々に成功を感じさせた大作シリーズもついに完結です。
前作がThe finalの１で今回がThe finalの２。

3部作と思わせての４部作で前作が完結編と思って観に行った僕は散々文句を言ったものですが。
なので今作もまさか終わらないのでは？という疑心暗鬼は抱き続けてました。

それにおいても今回は面白かったです。
壮大な物語のエンディングに相応しい完結編だったと思います。

少しずつ築き上げてきたこのシリーズの設定だったり人物像だったりが見事に発揮されていた気がします。
１０人位のパーティで暗殺に向かう冒険もの的なテイストで描かれていて。
ここまで来るとメンバーそれぞれに感情移入してしまうので、
死んでしまうメンバーとかが居るとなかなかショックを受けました。

ずっと続くカットニスとピーターとゲイルの三角関係も見応えありました。
僕はゲイル派でしたが。

このシリーズを見終えて一番評価する点、
何においてもカットニスのキャラ設定がかなり見事だったと思いますね。
真にに強い女の子像、でもやっぱり弱さもある。
でも凛々しさがある。
素晴らしい設定ですね。

僕の大好き大好き大好きなジェニファー・ローレンスが相変わらず可愛くて。
個人的にはこの子を見てるだけで２時間半はあっという間です。

すっかりハリウッドのトップセレブになってしまいましたが、
やっぱりウィンターズ・ボーンを見た時の衝撃は忘れられないです。

この子をこのシリーズの主演に大抜擢したのが最大の成功の要因ですね。

ジョシュ・ハッチャーソンは最初苦手でしたが今は結構観れます。

リアム・ヘムズワースは格好いいので好きです。

個人的にサム・クラフリンもかなり好みの若手俳優です。

でやっぱりフィリップ・シーモア・ホフマンを観るのは切ないね。
この人の損失はハリウッド映画界には大きすぎますね。

ここ数年なんとなく心の隅っこにあったハンガー・ゲームシリーズが終わってしまったのは少々寂しいです。

ジェニファー・ローレンスとは今後より良い作品で出会いたいです。
壮大なシリーズの完結としては良かったです。

ロード・オブ・ザ・リングとかもそうですけど、
壮大な冒険の最後は故郷でほっこりがいいですよね。


そんなわけで８点です。