メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

Re:LIFE

2015年11月20日 | 映画
Re:LIFE を観た。

かつてオスカーを取ったが今は落ちぶれた映画の脚本家が何とか収入を得ようと過去の栄光を武器に田舎の大学の客員教授となる。
不本意なスタートだったがそこでの経験が彼を変えていく。
って物語。

殆ど印象のないマーク・ローレンス監督作品です。

ヒュー・グラントが落ちぶれた脚本家を演じていましたが、かなりハマっていました。
コレはナイスキャスティングだったと思います。

過去の栄光でプライドが高くてちょっとチャラい、いわゆるちょい悪オヤジ的な感じです。
いきなり女子大生と恋仲になってしまうし。

コメディ要素はそこそこでした。
笑えるほど面白くは無いですが、
しんどいって思うほどスベってもいないです。

ただコメディの内容がかなり言葉やアメリカの映画、ドラマをネタにしてるもので。
英語の似てる単語や語尾や綴や発音をネタにしたコメディが多いので、
英語がわからないとそもそもこの作品の真の魅力はわからないと思います。
字幕で観るような作品じゃないですね。

いつも思いますが、こういう作品の翻訳家って一番むずかしいでしょう。
自分は英語はちょっとしかわからないですけど、
ムムム、もっと良い翻訳が出来るのでは??って思うことはちょいちょいあります。

コメディの翻訳やる人って絶対にユーモアセンス必要だと思うんですよね。
日本語を扱う人間でもちゃんと日本語を扱えてユーモア作れる人とそうでない人が居るわけだから。
僕みたいな日本語の天才が外国語を学んで翻訳家になるべきな気がします(自称)。

今まで見たことが無いような馴染みのないアメリカの田舎町が舞台で、
アメリカも日本と同じように地方によって文化が全然違うのもなのですね。
新たなアメリカ文化を知れた気がしました。

あとリライフってタイトルは何かいいですね。
非常に好きなフレーズでした。
劇中では主にリライトがテーマになってるのでタイトルもそっちの方が相応しいのかもしれませんが。

設定や展開としてはあるあるです。
コレでリライフならばハリウッドのヒューマンドラマって結構リライフですよね。
もっとドラマチックな展開でも良かったかも。

ザックリ言ってしまえば、
ただおじさんがうぬぼれを捨てて真面目に働く事に目覚めただけのちょっとした改心です。


そんなわけで5点です。

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