メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

初めてのシルバーウィーク その3

2009年09月30日 | 思い出
休みも残り僅か。

実家にてゴロゴロと過ごす。

のんびりと両親と会話をしたりして酒ばかり飲んで過ごす。

実家には2匹のトイプードルが居る。
普段はお袋の傍を離れない母親の方のトイプードルは僕が実家に住んでいた頃はいつも僕の布団で一緒に寝ていた。
なので僕が家に居る間はほとんど僕の傍を離れず、ずっと一緒に眠る。
もう15歳になるが永遠の赤ちゃんであり、その風姿たるや狂おしいほど愛おしい。

普段は矢の様に一週間は過ぎていくが、こうして過ごしているとやたら時間があるように感じる。

映画を観に行き、懐かしい場所をバイクで走り色々な思い出を蘇生させる。
二度と思い出すことも無いと記憶の底に埋もれた僅かに触れ合った人々の事を思い出す。


最終日、昼を食べ愛犬とお袋に別れの挨拶をして旅立つ。
やたら天気が良かったのでどうしても海沿いを走りたかった。
行きは山方面だったので、帰りは海方面。

車の免許取立ての頃よく走った国道134号線。
子供の頃よく行った江ノ島付近で一旦休憩。
水族館がすっかり綺麗になっている。

七里ヶ浜、稲村ヶ崎、由比ヶ浜。
江ノ電と並走しながらのんびりと走った。

ビーチは多くの人が溢れまるで真夏の風景。
サーファーが沢山居る。
青空を彩る幾つかのカイト。
沢山のウィンドサーフィンが波間に浮かんでいた。

少し傾いてきた夕日とそれを映す海を見ながらタバコをくゆらせる。

この辺りの風景が遺伝子レベルで懐かしさを呼び起こす。
大好きな松本大洋の漫画でもよく見かけた風景だ。

鎌倉の細い道程を行き横浜、東京、やがてホッとする我がアパートへ到着。
酷い腰痛になってしまったが事故も無く無事に帰ってきた。

エンジンは郷愁の念を乗せ、何だか泣きそうになる事もあった。

人生ってやつの何たるかを・・・。

僕は今一体どの辺りに居るのだろうか?
この先どうなって行くのだろうか?

そんな気持ちが胸に残った連休の終わり。

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