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わたしに会うまでの1600キロ

2015年09月02日 | 映画
わたしに会うまでの1600キロ を観た。

スタートしてすぐに、「バカなことをした」と後悔するシェリル。
今日から一人で砂漠と山道を歩くのだが、詰め込みすぎた巨大なバックパックにふらつき、テントを張るのに何度も失敗し、コンロの燃料を間違ったせいで冷たい粥しか食べられない。
この旅を思い立った時、シェリルは最低の日々を送っていた。
どんなに辛い境遇でもいつも人生を楽しんでいた母の死に耐えられず、優しい夫を裏切っては薬と男に溺れていた。
遂に結婚生活も破綻、このままでは残りの人生も台無しだ。
母が誇りに思ってくれた自分を取り戻すために、一から出直すと決めたのだ。
だが、この道は人生よりも厳しかった。
極寒の雪山、酷暑の砂漠に行く手を阻まれ、食べ物も底をつくなど、命の危険にさらされながら、自分と向き合うシェリル。
果たして彼女が、1600キロの道のりで見たものとは──?

って話。


多分初めてのジャン=マルク・ヴァレ監督作品です。
とある女性の実話です。

最近やたら見かけるリース・ウィザースプーン主演です。

この人の需要は分からないですが、
すっかり売れてコレはもう彼女の制作になってるのですね。
トム・クルーズみたいになっていくのかな。

それにしてもコレは賞レースを盛り上げそうな熱演ですね。
痛々しいシーンもヤク中シーンもセックスシーンも見事な体当たりです。

何よりド素人でスタートして徐々に旅に小慣れて少しずつ悟ったようになっていく様は素晴らしかったです。
まあ、どうしても自分の旅と重ねてしまいますね。

僕もほぼ初海外を一人で3ヶ月弱放浪するという無謀を実行しました。
なのでこの主人公の心情はよく分かります。

なんというかねもう落差の大きいことしないと一歩も前に進めないってことはあるんですね、人生には。
いつか僕の旅もこんな風に映画化してもらいたいなぁなんて思いつつ。
その時、主演は髭を剃った山田孝之がいいなぁ。
そんな気持ちにさせられました。

でもって僕もこんな風に歩きたくなりました。
かなり歩きたくなりました。
結構、今はそんな状況です。

この映画観て真似する人も沢山発生しそうですね。
演出はさほど珍しくもなく、ハイセンスでも無く、程よいあるあるな手法でした。
それでも題材がインパクトあるので。

悩める人生にヒントを与えるいい映画じゃないでしょうか。


そんなわけで7点です。


原作がちょっと気になりました。

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