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ワンダーウーマン

2017年08月24日 | 映画
ワンダーウーマン
を観ました。


ワンダーウーマンが生まれたのは、女性だけが暮らすパラダイス島。ダイアナ(ワンダーウーマン)はその島のプリンセスだった。
ある日、不時着したアメリカ人パイロットを助けたことから、外の世界で戦争が起きていることを知る。
彼女は自身の力で「世界を救いたい」と強く願い、二度と戻れないと知りながら故郷をあとにする・・・。
そんな彼女は、初めての世界で何を見て、何のために戦い、そしてなぜ美女戦士へとなったのか!?


パティ・ジェンキンス監督です。
モンスターの監督なのですね。
全然毛色が違うこの作品を監督しているのはかなり意外に思います。

「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」で衝撃的なくらい存在感が強かったワンダーウーマンですが、
今度はその彼女にフォーカス追いう感じです。
ちょっとマーベルに押され気味の印象のDCで救世主になりそうなワンダーウーマンです。

ワンダーウーマンことダイアナの幼少期から大人になるまで、
そして島を旅立って人間たちの世界大戦に参加していく様の描写です。
島のプリンセスが二度と戻れない覚悟で故郷を去る切ない決心は好みです。
もののけ姫式ですね。

非常にピュアで天然的ですが、猛烈に正義感が強いのはとても魅力的なキャラです。
強さと可愛らしさの共存が見事に表現されていました。
最初は彼女の強さを知らない男が彼女を守ろうとしますが、
そんな必要ないくらいめちゃくちゃな強さを発揮するのは問答無用に痛快ですね。

ただバットマンに出てきた時はもっともっと猛烈に強かった印象でしたが、
今作ではほどほどです。
めちゃくちゃ強いですが、人間が応対出来なくも無いくらいでした。

ただ彼女が活躍するカッコイイシーンはかなりの見ごたえがありました。
クールでスタイリッシュにスローモーションでカッコいいアクションを表現していました。
この手の映像は大好物なので繰り返し見たくなります。

コメディも可愛らしくて悪くないです。
そんなヒロインの恋愛模様はとても好感が持てていい感じでした。

ダイアナを演じた今人気急上昇のガル・ガドットですが。
可愛さと綺麗さを兼ね備えている感じで非常に魅力的です。
このキャラを演じるにかなり相応しい気がします。
自分もすっかりファンになってしまいました。
今後も出演作が多いようなので応援していきたいですね。

クリス・パインがその相手役で、とてもいいコンビでした。
なんかとても応援したくなるナイスカップルでした。
コレもナイスキャスティングに思えます。

終盤はもう収拾のつかないガチャガチャのドラゴンボール状態でしたが、
中盤までのカッコいいアクションはかなり好みでした。
これ以上続けられたらくどいな・・・と思った程よいあたりで切り上げてくれるので、
安定して最後まで楽しめました。

何においてもガル・ガドットの魅力全開ですが、
アクション娯楽作品として秀逸だと思います。


そんなわで8点。

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