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メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

ソニック・ザ・ムービー

2020年07月03日 | 映画
ソニック・ザ・ムービー
を観ました。


平和に暮らしていたソニック。
しかしある日、自分が持つ”スーパーパワー”を奪おうとする敵に狙われた彼は地球に逃げることに・・・。
それから10年、ソニックは誰にも見つからないように、でも「仲間がほしい」と願いながら、さみしくひとりぼっちで暮らしていた。
そこに地球征服をたくらむ悪の天才科学者ドクター・ロボトニックが現れ、ソニックは捕まりそうになってしまう!
大ピンチの彼は、偶然出会った保安官トムに助けを求めるが・・・!?
誰も見たことのないスーパー・スピード・アドベンチャーの幕が上がる!


ジェフ・ファウラー監督です。

SEGAの有名なゲームが原作の実写版。
最近この手の企画はとても多いですね。
ゲームはやったこと無いですがキャラクターやとても早いということはよく知っています。

かなり簡素的なプロローグでソニックが地球でひっそり暮らす理由が描かれ。
後はソニックのスペックや孤独な暮らしの様相の序盤です。
スピードが早いというのは基本的に痛快です。

そしてほぼ脈絡無くトラブルを起こして一気に国家やマッドサイエンティストに追われる展開。
一方的に親近感を抱いていた保安官と急に親友になってバディムービーへとなっていきます。
ちょっと楽天的はアホなソニックが無償の精神で助ける相棒をいちいち困らせるのはちょっとストレスでしたが。
宇宙人と地球人の友情で悪から逃げるいわゆるE.T.式です。

ストーリーはかなりぞんざいでライトで。
キャラクターに感情移入するような下ごしらえは無しで進む感じです。

近年当たり前になりつつあるCGと実写の絡みのこの手の映画にしてはちょっと映像のクオリティは低めな印象でした。
ソニックの造形や質感もちょっと生感が無い気がしました。
逆にアニメ映画のトイストーリーやヒックとドラゴン等の方が実写感ある気がしますね。

友情もの、スーパーポジティブな主人公のキャラクター。
子供向けな勧善懲悪。
なぜ急に街の人たちが?いつの間にこの人は悪人に?と没入しにくい映画でした。
映像や展開的に特別新しいものもなく、このタイプの映画の割にヒットの予感もあまりしなかったです。

不思議な友情と若干のロードムービー感は好みでしたが。

保安官役のジェームズ・マースデンは子供向けのいいキャラしてました。
ほんのり悪役のジム・キャリーの若い頃に似てる気がしました。
似たキャスティングは珍しいですね。

悪役のマッドサイエンティストをジム・キャリーが演じていました。
昔からキャラクター系の役をやるので違和感なくこなしますね。
相当わざとらしいコントみたいなキャラですが彼がやると貫禄があります。

気軽に楽しめるちょっと若年層向けの映画でした。


そんなわけで4点。

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