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東アジア杯2015 日本VS中国

2015年08月09日 | サッカー
中国戦と共に東アジア杯総括してみます。

中国は相変わらず弱くて日本が一番組みやすそうな相手。
コレならば快勝出来るだろう、との期待も裏切ら勝てず。

開始早々に後手後手を踏んだ感じで繋がれ綺麗な形でミドルを叩きこまれる。
コレで結構期待感は萎えたが。

それでもやはり内容的にはやりやすそうな中国。
この日何度も裏を狙っていた左サイドバックの米倉に槙野から綺麗なスルーパスが通る。
ダイレクトで良いクロスを中に入れてニアに飛び込んだ武藤が鮮やかに流し込んだ。
コレは可能性を感じさせる鮮やかなゴールだった。

しかしその後も主導権を握りながらも決定力に欠ける展開。
勝ち試合を落とした印象。

川又がことごとくブレーキでトラップもポストプレーもかなり酷い出来だった。
永井は前節同様相変わらずのクレバーさに欠けていた。

宇佐美はもっともっとやらなければいけない選手。
毎試合点を取るくらいのイメージを抱かせる選手にならないといけない。

日本はなんと最下位で大会を終えた。


比較的新顔の感想。
遠藤・・・合格。
サイドバックとしてはかなり優秀だが、ボランチでは視野の広さとパス精度が足りないかな。
ポスト長谷部の資格は充分。

武藤・・・合格。
フォローや裏をつく動きで臨機応変にチームの穴を埋める良い働きをした。
同じポジションだと香川よりは点を取るのでありかもしれない。

丹羽・・・微妙。
リーダーシップは発揮していたし初代表なのにチームに馴染んでいる感じはあった。
しかしサイドバックの選手では無いので可愛そうなテストだった。

藤春、東口・・・微妙。

米倉・・・合格。
裏をつく持ち味を存分に発揮したし、オプションとして使えるわかりやすい特徴を持っている。
ジェフ、ガンバ、代表とチームが変わってもクオリティやスタイル変わらないので使いやすい。

藤田・・・ギリ合格。
元々かなり評価高い選手だが、守備の持ち味は発揮できたが攻撃面をあまり出せなかった。
ロングスローの見せ場すら無かった。

谷口・・・微妙。
冷製で視野も広く高さもある大型ボランチなので成長して欲しいが現状全てが物足りない。
ハンサムだし引き続きアピールして欲しい。

永井・・・かなり不合格。
アクセル以上にブレーキの効きが良すぎるスピードスター。
何故日本の俊足選手にはクレバーな選手が生まれないのか?
目は開いているのか?と思うほどの視野の狭さ。
確かに足は早いけどそれを武器に出来ない程の技術とアイデアと知能の低さを感じる。

浅野・・・不合格。
永井同様、足は早いけど視野が狭い。
代表で持ち味を出せる力を持っていない気がした。

川又・・・ありえないほどの不合格。
微妙なフィジカルの強さはあるが、武器になるほどではない。
視野の狭さ、足元の技術、ポストプレーの質、状況判断力。
とても代表レベルとは言いがたし。
このレベルで毎試合使われたのは公開処刑に近い。
トラップ出来ないのは痛すぎる。
コレならば柿谷を戻した方が良いのではないか?

興梠・・・ギリ合格。
川又とは違ってフィジカルの無さを頭脳と技術で充分補っていた。
前線のリズムを良くする戦術眼とテクニックは流石。
ただトップとしては得点の気配に欠ける。


今のところハリルの戦術眼は日本には合ってない様に思える。
各選手が一番得意なポジションで使われていないのもどうかと思う。
結果も内容も伴わなかったし、戦術がぶれまくっていた。

協会は更迭を踏まえてこの大会を深刻に受け止めるべき。

実績や実力があるのはわかるので、
将来、あの時ボロカス言って申し訳ない!と言わせて欲しい。

何にせよ、
今回、
このような形で課題が出たことを、
まずはポジティブに捉える!

伸びしろですねー!!

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