くるみ割り人形と秘密の王国
を観ました。
愛する母を亡くし、心を閉ざしたクララがクリスマス・イヴにもらったもの、それは鍵のかかった卵型の入れ物。
「あなたに必要なものはすべてこの中にある」———母が遺した言葉の意味を知るために、クララは鍵を探し始める。
その晩開かれた名付け親であるドロッセルマイヤーのクリスマス・パーティーで、彼からのプレゼントを受け取る糸をたどるゲームに参加したクララは、いつの間にか不思議な世界へ足を踏み入れていた。
鍵を追ってクララが迷い込んだのは、息を飲むほど美しく幻想的な世界。それは、色とりどりの花と緑で覆われた“花の国”、キャンディやマシュマロでできた“お菓子の国”、雪と氷がクリスタルのように輝く“雪の国”、そして謎の多い“第4の国”からなる誰も知らない<秘密の王国>。
プリンセスと呼ばれ戸惑うクララだったが、やがて、この世界を創り上げたのが亡き母であることを知る。
だが、マザー・ジンジャーが支配する“第4の国”が反乱を起こし、王国は消滅の危機に瀕していた。
母が愛した王国を救えるのは私しかいない———心優しい“くるみ割り人形”フィリップとともに、“第4の国”へと旅立つクララ。
それは、この美しい世界に隠された<真実(メッセージ)>を探す、驚くべき冒険の始まりだった…。
ラッセ・ハルストレム、ジョー・ジョンストン監督作品です。
このクラスの監督がコンビを組む作品って今まで見聞きした記憶も無いですね。
非常に珍しい企画だと思いました。
題材はくるみ割り人形をベースにしたとことんファンタジーでした。
自分はクラシックあがり人間でチャイコフスキーはめちゃくちゃ好きで、
バレエ組曲だとくるみ割り人形は相当上位です。
そういう点でも興味をそそる映画でした。
内容的にはこの時期には最適すぎるほどのクリスマス感、
不思議な世界に迷い込むスーパーファンタジー感、
少女が成長する家族愛感、
新しさは無いですが、ディズニー映画らしい爽やかで素敵すぎる映画でした。
母を無くした3人兄弟の真ん中の女の子が主役という設定が良かったです。
普通な姉と弟に挟まれ母の才能を継承している次女、科学的好奇心が強く賢く一般的な子供と違う趣向。
一昔前のロンドンが舞台で、冒頭はみんながイメージするようなザ・クリスマスな雰囲気。
こういう雰囲気を見るとクリスマスって素敵だなと素直に思えます。
そこからスムーズにファンタジーな世界に入っていく展開も見事でした。
ファンタジーな世界観はディズニー的で今までも何度も見てきたような世界観でしたがそれでも素敵でした。
この辺のセンスは流石のラッセ・ハルストレムという感じです。
展開はベタで妥当などんでん返しですがそれでも夢中になってしまいました。
わかりやすいヒントが出るので正直どんでん返しは想定できちゃいますがそれも計算内って感じでした。
重要なのは少女の成長と家族愛です。
不思議な世界は時の流れが違う設定なので実際は一時のやり取りなのに少女だけはメンタル的にすごく成長しています。
主演のマッケンジー・フォイが素晴らしかったですね。
めちゃくちゃ可愛かったし演技も良くて感情移入出来たし、このキャスティングがこの作品の最大の評価ポイントですね。
佇まいから運動神経良さそうな感じからこのキャスティングにパーフェクトに思えました。
今後の活動を欠かさず追っていこうと思いました。
不思議の国の女王的なのをキーラ・ナイトレイがやっていました。
知らずに見ていたので彼女クラスのトップ女優がこのポジションで出ているのはちょっとびっくりしました。
でもとってもハマっていて素晴らしいおとぎ話キャラへのなりきりでした。
第4の国の女王をヘレン・ミレンが演じていました。
コレまたビッグネームで良かったです。
なりきり具合も素晴らしかったです。
モーガン・フリーマンがいい感じに少女を見守るポジションで素敵でした。
予想外に素敵すぎる作品で、場内は泣いている人が結構いましたが、
自分もがっつり泣いてしまいました。
クリスマス感とファンタジー感と優しさと素敵さにやられました。
そんなわけで8点。
を観ました。
愛する母を亡くし、心を閉ざしたクララがクリスマス・イヴにもらったもの、それは鍵のかかった卵型の入れ物。
「あなたに必要なものはすべてこの中にある」———母が遺した言葉の意味を知るために、クララは鍵を探し始める。
その晩開かれた名付け親であるドロッセルマイヤーのクリスマス・パーティーで、彼からのプレゼントを受け取る糸をたどるゲームに参加したクララは、いつの間にか不思議な世界へ足を踏み入れていた。
鍵を追ってクララが迷い込んだのは、息を飲むほど美しく幻想的な世界。それは、色とりどりの花と緑で覆われた“花の国”、キャンディやマシュマロでできた“お菓子の国”、雪と氷がクリスタルのように輝く“雪の国”、そして謎の多い“第4の国”からなる誰も知らない<秘密の王国>。
プリンセスと呼ばれ戸惑うクララだったが、やがて、この世界を創り上げたのが亡き母であることを知る。
だが、マザー・ジンジャーが支配する“第4の国”が反乱を起こし、王国は消滅の危機に瀕していた。
母が愛した王国を救えるのは私しかいない———心優しい“くるみ割り人形”フィリップとともに、“第4の国”へと旅立つクララ。
それは、この美しい世界に隠された<真実(メッセージ)>を探す、驚くべき冒険の始まりだった…。
ラッセ・ハルストレム、ジョー・ジョンストン監督作品です。
このクラスの監督がコンビを組む作品って今まで見聞きした記憶も無いですね。
非常に珍しい企画だと思いました。
題材はくるみ割り人形をベースにしたとことんファンタジーでした。
自分はクラシックあがり人間でチャイコフスキーはめちゃくちゃ好きで、
バレエ組曲だとくるみ割り人形は相当上位です。
そういう点でも興味をそそる映画でした。
内容的にはこの時期には最適すぎるほどのクリスマス感、
不思議な世界に迷い込むスーパーファンタジー感、
少女が成長する家族愛感、
新しさは無いですが、ディズニー映画らしい爽やかで素敵すぎる映画でした。
母を無くした3人兄弟の真ん中の女の子が主役という設定が良かったです。
普通な姉と弟に挟まれ母の才能を継承している次女、科学的好奇心が強く賢く一般的な子供と違う趣向。
一昔前のロンドンが舞台で、冒頭はみんながイメージするようなザ・クリスマスな雰囲気。
こういう雰囲気を見るとクリスマスって素敵だなと素直に思えます。
そこからスムーズにファンタジーな世界に入っていく展開も見事でした。
ファンタジーな世界観はディズニー的で今までも何度も見てきたような世界観でしたがそれでも素敵でした。
この辺のセンスは流石のラッセ・ハルストレムという感じです。
展開はベタで妥当などんでん返しですがそれでも夢中になってしまいました。
わかりやすいヒントが出るので正直どんでん返しは想定できちゃいますがそれも計算内って感じでした。
重要なのは少女の成長と家族愛です。
不思議な世界は時の流れが違う設定なので実際は一時のやり取りなのに少女だけはメンタル的にすごく成長しています。
主演のマッケンジー・フォイが素晴らしかったですね。
めちゃくちゃ可愛かったし演技も良くて感情移入出来たし、このキャスティングがこの作品の最大の評価ポイントですね。
佇まいから運動神経良さそうな感じからこのキャスティングにパーフェクトに思えました。
今後の活動を欠かさず追っていこうと思いました。
不思議の国の女王的なのをキーラ・ナイトレイがやっていました。
知らずに見ていたので彼女クラスのトップ女優がこのポジションで出ているのはちょっとびっくりしました。
でもとってもハマっていて素晴らしいおとぎ話キャラへのなりきりでした。
第4の国の女王をヘレン・ミレンが演じていました。
コレまたビッグネームで良かったです。
なりきり具合も素晴らしかったです。
モーガン・フリーマンがいい感じに少女を見守るポジションで素敵でした。
予想外に素敵すぎる作品で、場内は泣いている人が結構いましたが、
自分もがっつり泣いてしまいました。
クリスマス感とファンタジー感と優しさと素敵さにやられました。
そんなわけで8点。