メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

ダヴィンチ・コード

2006年06月26日 | 映画

ダ・ヴィンチ・コードとかいう映画を見てやった。
何かキリストには歴史上ずっと隠されてきた大いなる秘密があって、ルーブルの館長さんが殺されるところから始まるんだけど、そのおっさんが自らの体をダヴィンチの絵に見立てて、ダイイングメッセージを残す。それがキリストの謎を解く沢山の鍵のスタートになる。で、トム・ハンクス演じる主人公の歴史学者さんがその館長さんのダイイングメッセージに書かれていたもんだからうっかり容疑者にされちまってジャン・レノ演じる刑事さんに追われながら一生懸命謎を解いていく。原作が大いに話題になりましたが暗号解きと真犯人、黒幕は誰か?みたいなベタなサスペンス

もともとダヴィンチ好きなもので、私も原作を読んだのですが、正直期待していたものとは全然違っていたのでつまらない本でした。
タイトルほどにダヴィンチはストーリーに関係ありません。ってかちょこっとしか出てきません。
俺がタイトル付けるならソニエール・コード(最初に殺され暗号を沢山残すじいさん)。
なんて言うかタイトルの勝利。
商業的戦略に見事にやられちまったわけです。
ようはベタベタのサスペンス。
一応キリストの謎に関するくだりはノンフィクション的なのですが、それならそっち系のドキュメンタリーを見た方が面白いでしょう。
展開が繰り返し的で少々くどいサスペンスです。

なんだかんだ酷評的に書いておりますが、それは原作が社会現象的に話題だったし映画も大々的に宣伝してたためかな。これがまったく話題になっていない状態で観たら「おーなかなか凄いなー」って言ってたかもしれない。
珍しく原作より映画の方が面白いなって感じた映画でした。ってか原作無駄に長いからかいつまんで2時間で観る映画の方が効率的って事。それなりにお金もかかってると思うし、トム・ハンクスだし格式高い空気はありました。

そんなこんなで点。

”的”ばかり言うな・・・俺。


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