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のだめカンタービレ 最終楽章 前編

2010年02月02日 | 映画
のだめカンタービレ 最終楽章 前編 を観た。

ドラマもあまり観たことないし、玉木宏君が苦手なので食いつき悪いです。
しかしクラシックは大好きだし、しかも予告編では僕の大好物のベートーヴェンの交響曲第7番を使っていたので観ることにしました。

(お話)
指揮者コンクールで優勝した千秋真一(玉木宏)とコンセルヴァトワールに通う野田恵(上野樹里)はパリで暮らしている。
千秋は伝統はあるが今はすっかり落ちぶれてしまったルー・マルレ・オーケストラの常任指揮者となる。

就任前にマルレオケに潜入したところ、指揮者は降りてしまいメンバーもろくに集まらない状況。

急遽指揮をすることになる千秋。

(ネタバレ)
メンバーが揃わない為、臨時でのだめにチェレスタを頼み超浮かれるのだめ。
しかし手違いでルイ(山田優)が演奏する事になる。
公演当日、演奏したボレロはボロボロで会場は爆笑と落胆と怒りで埋め尽くされ、さらに状況は悪くなる。

団員に嫌われているコンマスは千秋に従わず練習場は子供バレー団と交代でしか使えない。
メンバーは基本的に仕事やバイトと掛け持ちでやっており、練習量も少なくレベルもかなり低い。
さんざんな状況だが千秋は立て直しを目指す。
のだめはコンクールに向け練習に没頭する。

コンマスが企画した公開オーディションに千秋も審査員として参加し、二人は不思議と同じメンバーを選ぶ。
徐々に意気投合して良く二人。
他の団員たちも影では必死に練習している。

もう失敗は許されない年度初めの定期演奏会に向け徐々に一丸となる。
のだめ達もビラ配りなどで宣伝活動をする。

そしてやってきた定期演奏会。
宣伝活動のおかげで超満員。
のだめは寝坊するが何とか間に合う。

チャイコフスキーの序曲1812年を演奏し大盛況。
のだめは涙したりノッたりしながら聞く。

次はバッハのピアノ協奏曲第1番。
千秋が自らピアノを演奏しながら指揮をする。
いつかピアノ協奏曲で共演しようと約束していたのだめと千秋。
千秋はひとりでそれを軽々とやってのけてしまい、のだめはそれにショックを受けひどく落ち込む。

演奏会の後千秋は音楽にもっと集中するため、のだめと暮らすアパートを出て行く事を決意する。
千秋に追いつこうと焦るのだめ。
時を同じくして先生に彼氏と距離を起きなさいと言われ呆然とする。

後編につづく


(評価)
いやーとても面白かったです。

正直全然設定を知らないのでのだめと千秋の関係もよく分からないまま観てました。
恋人なのか?どっちの片想いなのか?同棲してるのか?
ふわふわしながら観てました。

相変わらず玉木宏君には馴染めませんが、この作品ではそれなりにハマっているように感じました。

上野樹里さんの演技は凄いです。
不覚にも結構笑えましたし、ぶっ飛んだキャラをかなりナチュラルに演じますし。
共感できるし、完全に代えの利かない女優さんだと思いました。
千秋の演奏に涙を流すシーンもスゲー自然でもらい泣きしそうでした。

ストーリーはすごく分り易くていいと思います。

なんだかんだ言っても映画館で聞くオーケストラは素晴らしかったです。
音楽の力にとっても興奮して感動しました。

選曲のセンスもかなりいいと思いました。
あまりクラシックを知らない人にクラシックを馴染ませる見事な選曲と思います。

そんなわけで8点。

必然的に後編は観るハメになりますね。
上野樹里さんの演技で高評価でした。

ドラマももっと観ておけば良かった気がしますが面倒です。



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