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スカイスクレイパー

2018年09月23日 | 映画
スカイスクレイパー
を観ました。


香港に新しく建設された、高さ1キロメートル、240階建ての世界最大のビル「ザ・パール」。
住居だけでなく、ホテル、公園、オフィス、ショッピングモール、コンサートホール、展望台など、あらゆる設備が揃い、ビル自体が一つの街になっていると言っても過言ではなかった。
ウィル(ドウェイン・ジョンソン)は、FBI人質救出部隊のリーダーだったが、ある事件で義足になったのをきっかけに、家族とともにザ・パールに住みながら、ビルのセキュリティシステムを調査する仕事に就いていたが、突如ザ・パールで大規模な火災が発生。
ウィルの家族がいる住居フロアにも炎が迫る中、なぜかウィルが警察から事件の容疑者として指名手配されてしまう。
果たして、ザ・パールを狙う真犯人の目的とは?
そして、警察に追われながらもビルに閉じ込められた家族を救う方法とはーー?


ローソン・マーシャル・サーバー監督作品。

なんだか近年勢いが止まらないドウェイン・ジョンソン主演です。
僕が子供の頃は役者そのものがジャンルみたいなものがよくありました。
シルベスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー、ジャン・クロード・ヴァンダム、ドルフ・ラングレン、スティーブン・セガール、、、
その手のスターが久々に出てきたって感触もあるドウェイン・ジョンソン映画です。

プロローグで友人が起こした事件に巻き込まれ義足になりFBIの部隊から警備員に転職した父親の役でした。
義足という縛りで演技も多少の難しさがありますが、ジャンル俳優だけあって何やっても妥当に見れました。

超高層ビルでそのオーナーとオーナーを狙う犯人グループの陰謀にサンプルとして住んでいた家族が巻き込まれ、
内部を知っていることとコントローラーのタブレットを奪われたことで容疑者となりながらも燃え盛るビルに乗り込み家族を助けつつ犯人グループと戦う。
多くの警察も手がつけられない中、何故か主人公一人だけが中に入れて応対できるという。
それを指摘するのは野暮ってもんだぜ、な典型的なダイ・ハード式です。

高層ビルが舞台ということでいわゆるキン◯マ縮こまるシーンの連続です。
ここまで縮こまらせる映画もそうそう思いつかないほど凄いシーン連発でした。
高所恐怖症の人は見れないような怖いシーンたくさんでした。

この手の映画はシーンの発想力やストーリー展開の発想力がキモとなりますが、
この作品はそれなりに良い仕上がりだと思います。
ギリギリのプラン、スリリングすぎるプランをなんとかクリアして行く感じで。

アメリカ人大好きな家族のために頑張る要素もバリバリで。
うまいことバラけたり合流したり。

家族のために敵の言いなりになったり、それでももちろん最後までは従わず。
しっかりと出し抜く作戦で敵と戦っていました。
それなりにキレイな物語の仕上がりでした。
非常にいい仕上がりの起承転結でした。

ドウェイン・ジョンソンは言うまでもなくドウェイン・ジョンソンでやはりジャンル俳優としての風格十分ですね。
今作では義足で特別格闘が強いわけでもない男でした。
時々弱々しい役をやりますがその説得力の無さがもはやシュールです。
今作ももちろん敵とのもみ合いシーンはありますが、
いやいやいや、余裕でしょ!
って思えるビジュアルでいい勝負してるし銃器を使います。
今後も活躍が止まらなそうな勢いですね。

奥さん役のネーヴ・キャンベルはどこかで観たことあるなー、誰だっけ?
なメンタルで観ていましたが、スクリームの子だったのですね。
とても好きなシリーズで欠かさず劇場鑑賞していたので記憶に残っていたのでしょう。
結構可愛かった印象ですが、こんな感じになったのですね、
今でもちゃんと活躍しているのはスクリームファンとしては嬉しいです。

ビルのオーナー役をチン・ハンが演じていましたが近年ハリウッドの大作で良く見かけます。
アジア人らしい良い存在感出しますね。
シンガポールの俳優なのですね、シンガポール俳優としては相当な成功者ですね。

悪役一味の幹部クラスの女性をハンナって中国人が演じていましたが可愛かったです。
今後の活躍を期待します。

ドウェイン・ジョンソン映画らしい妥当な娯楽性はありちゃんとした満足感はありました。
面白い映画だと思います。


そんなわけで6点。

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