メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

僕等がいた 後篇

2012年05月21日 | 映画
僕等がいた 後篇 を観た。


当然前編の続き。

もう5年も会っておらず、消息不明の矢野元晴(生田斗真)を待ち続ける高橋七美(吉高由里子)。
一緒に暮らしているものの恋人ではないという矢野の親友竹内匡史(高岡蒼佑)から矢野の過去を聞かされる。
矢野は母と東京に来て高橋と遠距離恋愛していたが、母がリストラに会い、癌になり死んでしまい、父方の家の養子となって高橋を幸せには出来ないと完全に消息を絶ち、山本有里(本仮屋ユイカ)の世話をしていた。
矢野の高校時代の親友千見寺亜希子(比嘉愛未)と高橋は偶然同じ会社に入社して矢野の話を通じて親友になっていた。


って話。

なんともまどろっこしい、青春恋愛物語。
復縁しそうでしない、他の異性とくっつきそうでくっつかない。
良く言えばとことんストレートな純愛。

こういう青臭い青春モノは大好物で純愛モノも大好物なので個人的にはどっぷりでした。
三木監督なので切ない映像はなかなかのレベルで、切ない語りもなかなかでした。

吉高由里子の健気な一途な女の子の演技があまりに胸を打ちます。
感動の押し売りがしつこくて、ちょっと小馬鹿にして見てた部分もありましたが、最後には押し切られて感動を買わされてうるうるしてしまいました。

前編同様生田斗真の演じた役はどうもいけ好かない、コイツなんやねん!の連続でした。

トータル自作自演やないか!とけなしたい箇所も多々ありましたが、それでもいい映画だったと思います。

三木監督はポスト行定監督って感じですかね、今後大きい企画に呼ばれまくりそうな予感です。


そんなわけで6点です。


とにかく、この手の映画を観て羨ましい感情が湧かない事がない。
僕の身に何時こんなドラマがやってくるのでしょうか?

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