Jリーグ 2009 ナビスコカップ 予選第２節 マリノス対レッズ

ナビスコカップ予選第２節のマリノス対レッズを日産スタジアムに観に行った。

今シーズン未だ公式戦勝ち無しの我等がマリノスの現状を見てやろうというテーマです。

代表の裏番組で御馴染みのナビスコカップだってのに流石のレッズ戦、23000以上の観客が入っていてそれなりの盛り上がりでした。

試合は開始早々からマリノスペース。

狩野を中心に山瀬、兵頭の中盤が支配率を上げる。

こぼれ球に清水が抜け出しキーパーと一対一になるが、このかなり決定的チャンスを外す。
嫌な予感はするがその後狩野の素晴らしくファンタジックなターンから至近距離から強烈なシュートを放つが角度が無く山岸にはじかれる。

レッズはアウェイらしく攻め急がず、グラウンドをかなり広く使いポンテを中心にかなりパスを回す。

危険なシーンは無かったがマリノスはかなりの本数パスを繋がれていた。

そんな攻めの中、競り合いでマリノスゴール前にこぼれたボールに原口がすばやく反応し榎本に倒されＰＫゲット。
これをポンテが決めレッズ先制。

少々厳しい判定にも見えたが流れ的にはＰＫを取られそうな流れだったので仕方ない。

マリノスペースの中数少ないチャンスをレッズは逃さなかった。

そのゴールをきっかけに流れはレッズに。

特に原口はのびのびとプレーし始め、ドリブルでマリノスディフェンスをかき回し始めた。

後半に入っても流れはレッズのままだったが、マリノスも踏ん張りチャンスを作り始める。

交代で入った渡辺、斉藤学もゴールの意識が高く、惜しいシュートを放つが再三の山岸のスーパーセーブに合いゴールを奪えない。

松田は徹底して高原に仕事をさせず、見事なインターセプトを何度か見せ、そのまま攻め上がり惜しいシュートも放って素晴らしかった。

松田のロングフィードは制度が高く何度かチャンスを作っていた。

しかし結局ゴールを奪えないままタイムアップ。

この日は山岸にやられたという感じでした。

しかし勝ってもおかしくない試合に負けるというここ数年のマリノスサッカーは相変わらず。

最近の山瀬、坂田の起用法にも少々納得できない。

しかし狩野の技術はＪリーグトップクラス。
渡辺も往年の久保を髣髴させる身体能力を見せてくれました。

高原を久々に見ましたが、フィジカルが弱くすぐ倒されシュートの踏ん張りも悪くかなり精度が悪くて敵ながら少々悲しくなりました。
もう代表レベルのコンディションには戻らないのか心配です。

阿部と鈴木のダブルボランチはなかなかいいバランスで裏で試合を支配していました。

山岸はめっちゃ上手かったです、キックの制度も高い。

マリノスは松田は流石に上手いなと思いました。

狩野も上手い。

坂田、山瀬がもう少し生きる方法を考えて欲しいです。

この日の裕介は正直微妙でした。

でも今のマリノスは駒は揃っているのでかみ合えば一気に行けそうな予感もあるのでもう少し我慢して応援したいとおもいます。