ドクター・スリープ
を観ました。
40年前の惨劇を生き延びたダニー(ユアン・マクレガー)は心に傷を抱えた孤独な大人になっていた。
父親に殺されかけたトラウマ、終わらない幼い日の悪夢。
そんな彼のまわりでおこる児童連続失踪事件。
ある日、ダニーのもとに謎の少女アブラ(カイリー・カラン)からメッセージが送られてくる。
彼女は「特別な力(シャイニング)」を持っており、事件の現場を”目撃”していたのだ。
事件の謎を追う二人。
やがて二人はダニーにとって運命の場所、あの”呪われたホテル”にたどりつく。
呪われたホテルの扉が再び開くとき、すべての謎が明かされるーー。
マイク・フラナガン監督作品です。
あまりに有名なシャイニングの続編ということで。
あのシャイニングに続編が可能ということに驚きですが。
シャイニングで父親に追いかけられていた子供が大人になってからの出来事を描いています。
ただ主人公ですが、超能力少女のサポート役なポジションでした。
シャイニングは近年レディ・プレイヤー1でもオマージュされ劇中で再現されていましたが、今作でも同様に再現されていて。
あまりに印象的で歴史的なシーンが多いですね。
ソファーの模様がそのままホテルの床の模様になってシャイニングのシーンになっていく冒頭からもうなんとも言えないタイムスリップ的感情に襲われます。
ノスタルジックというのか、人生で何度も観てきたシャイニングの有名シーンですがこうしてまた劇場で見るとより強い懐かしさに襲われます。
40年前の設定のシーンが序盤にあり、似た俳優さんで再現したようですが、観てる最中はそれに気付かずかなり驚いて観ていました。
映像の質感やら世界観の雰囲気やらかなりの再現度でした。
こんなに大作で繰り返し再現されるシャイニングは改めて凄い作品ですね。
日本人の我々ですらこうなので、アメリカ人にはより強い思い入れがあるのかも知れませんね。
あのホテルがもうお化け屋敷的フォーマットなのかも知れませんね。
映画の大半はそれとは無関係にすっかり落ちぶれてアル中になっている主人公。
不思議な超能力を持っている少女の日常シーン。
魔女かバンパイアの様に謎めいた集団と彼女たちが行う謎の儀式。
そんな3つの話が繰り広げられます。
シャイニング同様セリフや説明は少ない作風なので最初は全く脈絡がわからず、この3つの舞台がどういうことなのか?
とかなり疑問でした。
こんなに無関係に思える物語たちがちゃんと繋がるのか?と思ってみていましたが。
中盤以降は結構良い感じの加速をしてあっという間に一つの物語へと収束していました。
世界に居る不思議な超能力を持った人々の遭遇するまでを描いていたって感じでした。
一つの物語になってからはシンプルな勧善懲悪な展開で。
主人公と少女が力を合わせて謎の集団と戦うという展開でした。
シャイニングの能力が結構万能で色々出来て都合が良いようでイマイチ具体的なルールはわからず。
でもジョジョの奇妙な冒険等でもそうですが超能力ってイマイチはっきり能力がわからないほうが良い気もします。
敵の集団の雰囲気もジョジョの奇妙な冒険っぽかったですが。
シャイニングという不思議な能力を持つものたちの交流やらバトルです。
皆同じような能力があるようですが、その強度に違いがあるようです。
キーとなる女の子がとても強くて、更に幼いのに正義感が強くてそれに主人公が感化されていくという意外と斬新な設定だと思いました。
大人が特別な能力をもった子供に正義を説得するようなことはあれどむしろその逆でした。
静かでスケール感大きい映像世界、作風はとても好みでした。
ミニチュアの街から現実の街に移行するシャイニング的な演出。
そして終盤のあのホテルでのやり取り。
どれもこれも見応え充分でした。
ユアン・マクレガーはハイセンス系映画にはぴったりなのでいいキャスティングでした。
ただ幼い頃の面影の無さはなかなかだったのでもう少しそれを彷彿とさせるキャスティングでも良かった気はしました。
アル中から立ち直りつつ正義のために戦う感じは良かったです。
何気なくジャック・ニコルソンをオマージュするアングルはやっぱりしびれましたね。
敵のカルト集団的なリーダーをレベッカ・ファーガソンが演じていました。
前作の世界観を引き継ぐようなレトロで古い感じがよく出ていてとても良かったと思います。
落ちぶれた主人公を見ず知らずなのに助けサポートするいい人をクリフ・カーティスが演じていました。
渋い作品に多く出てるしどんな作品でもしっかりとしたインパクトを残すので好みです。
期待した通りの映画で長尺ですが楽しめました。
30年に一度くらいはあのホテルの世界観に触れたくなるものですね。
そんなわけで8点。
を観ました。
40年前の惨劇を生き延びたダニー(ユアン・マクレガー)は心に傷を抱えた孤独な大人になっていた。
父親に殺されかけたトラウマ、終わらない幼い日の悪夢。
そんな彼のまわりでおこる児童連続失踪事件。
ある日、ダニーのもとに謎の少女アブラ(カイリー・カラン)からメッセージが送られてくる。
彼女は「特別な力(シャイニング)」を持っており、事件の現場を”目撃”していたのだ。
事件の謎を追う二人。
やがて二人はダニーにとって運命の場所、あの”呪われたホテル”にたどりつく。
呪われたホテルの扉が再び開くとき、すべての謎が明かされるーー。
マイク・フラナガン監督作品です。
あまりに有名なシャイニングの続編ということで。
あのシャイニングに続編が可能ということに驚きですが。
シャイニングで父親に追いかけられていた子供が大人になってからの出来事を描いています。
ただ主人公ですが、超能力少女のサポート役なポジションでした。
シャイニングは近年レディ・プレイヤー1でもオマージュされ劇中で再現されていましたが、今作でも同様に再現されていて。
あまりに印象的で歴史的なシーンが多いですね。
ソファーの模様がそのままホテルの床の模様になってシャイニングのシーンになっていく冒頭からもうなんとも言えないタイムスリップ的感情に襲われます。
ノスタルジックというのか、人生で何度も観てきたシャイニングの有名シーンですがこうしてまた劇場で見るとより強い懐かしさに襲われます。
40年前の設定のシーンが序盤にあり、似た俳優さんで再現したようですが、観てる最中はそれに気付かずかなり驚いて観ていました。
映像の質感やら世界観の雰囲気やらかなりの再現度でした。
こんなに大作で繰り返し再現されるシャイニングは改めて凄い作品ですね。
日本人の我々ですらこうなので、アメリカ人にはより強い思い入れがあるのかも知れませんね。
あのホテルがもうお化け屋敷的フォーマットなのかも知れませんね。
映画の大半はそれとは無関係にすっかり落ちぶれてアル中になっている主人公。
不思議な超能力を持っている少女の日常シーン。
魔女かバンパイアの様に謎めいた集団と彼女たちが行う謎の儀式。
そんな3つの話が繰り広げられます。
シャイニング同様セリフや説明は少ない作風なので最初は全く脈絡がわからず、この3つの舞台がどういうことなのか?
とかなり疑問でした。
こんなに無関係に思える物語たちがちゃんと繋がるのか?と思ってみていましたが。
中盤以降は結構良い感じの加速をしてあっという間に一つの物語へと収束していました。
世界に居る不思議な超能力を持った人々の遭遇するまでを描いていたって感じでした。
一つの物語になってからはシンプルな勧善懲悪な展開で。
主人公と少女が力を合わせて謎の集団と戦うという展開でした。
シャイニングの能力が結構万能で色々出来て都合が良いようでイマイチ具体的なルールはわからず。
でもジョジョの奇妙な冒険等でもそうですが超能力ってイマイチはっきり能力がわからないほうが良い気もします。
敵の集団の雰囲気もジョジョの奇妙な冒険っぽかったですが。
シャイニングという不思議な能力を持つものたちの交流やらバトルです。
皆同じような能力があるようですが、その強度に違いがあるようです。
キーとなる女の子がとても強くて、更に幼いのに正義感が強くてそれに主人公が感化されていくという意外と斬新な設定だと思いました。
大人が特別な能力をもった子供に正義を説得するようなことはあれどむしろその逆でした。
静かでスケール感大きい映像世界、作風はとても好みでした。
ミニチュアの街から現実の街に移行するシャイニング的な演出。
そして終盤のあのホテルでのやり取り。
どれもこれも見応え充分でした。
ユアン・マクレガーはハイセンス系映画にはぴったりなのでいいキャスティングでした。
ただ幼い頃の面影の無さはなかなかだったのでもう少しそれを彷彿とさせるキャスティングでも良かった気はしました。
アル中から立ち直りつつ正義のために戦う感じは良かったです。
何気なくジャック・ニコルソンをオマージュするアングルはやっぱりしびれましたね。
敵のカルト集団的なリーダーをレベッカ・ファーガソンが演じていました。
前作の世界観を引き継ぐようなレトロで古い感じがよく出ていてとても良かったと思います。
落ちぶれた主人公を見ず知らずなのに助けサポートするいい人をクリフ・カーティスが演じていました。
渋い作品に多く出てるしどんな作品でもしっかりとしたインパクトを残すので好みです。
期待した通りの映画で長尺ですが楽しめました。
30年に一度くらいはあのホテルの世界観に触れたくなるものですね。
そんなわけで8点。