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ゴーストバスターズ/アフターライフ

2022年02月12日 | 映画
ゴーストバスターズ/アフターライフ
を観ました。


30年間にわたり原因不明の地震が頻発する田舎町。
そこで暮らし始めたフィービーは、祖父が遺した古びた屋敷で見たこともないハイテク装備の数々と〈ECTO-1〉と書かれた改造車を発見する。
科学者だった祖父イゴン・スペングラーは〈ゴーストバスターズ〉の一員で、30年前にニューヨークを襲ったゴースト達をこの町に封印していた。
地震の原因がゴーストの仕業だと突き止めたフィービー。
「なぜこんな場所に封印を?おじいちゃんが死んだとき一体なにが?」…祖父がこの町に隠した秘密に迫ろうとしたその時、ゴースト達の封印が解かれ、町中にあふれかえる。いま、ゴースト達の復讐劇が始まる――


ジェイソン・ライトマン監督です。
元祖ゴーストバスターズシリーズのアイヴァン・ライトマン監督の息子で正当な続編感があって既に良いです。
個人的には小さい頃に父に映画館に連れて行ってもらって、ハマってカセットテープのサントラを買って日がな一日聴いていた思い出深いゴーストバスターズです。
ちなみに同時上映がグレムリンでどっちも本当に面白くて子供心に非日常な映画体験をした忘れられない一日でした。

ホラー・コメディという唯一無二なジャンルを確立した偉大な作品ですね。

世界ふしぎ発見!でこの映画が取り上げられていてハロルド・ライミスさんの死が今作の大きなきっかけだったと言っていました。
冒頭から出ていたのでネタバレじゃあないと思いますがCGでちょいちょい出ています。
最初は驚きましたがこういうことができる時代になったのは良いことかもですね。

過去作を見て無くても楽しめるとは思いますが過去作を見ていたほうが圧倒的に楽しめるでしょう。
個人的にはアメリカの文化や雰囲気はこの映画を筆頭に当時の映画からインプットした気がします。

この映画の定番の舞台のニューヨークから田舎町の舞台にマイナーチェンジしていました。
やっぱりニューヨークのイメージが強いですが主人公も子供に代わっているのでいい感じの箱庭感、秘密基地感がありました。

映画のテンポ感も現代的というよりは80年代の映画みたいでじっくりと焦らして進む感じが良かったですね。
オールドファンを大切にしてる感じはひしひしと伝わりました。

道具やゴーストバスターズの仕事やゴーストやら。
全体的に過去を掘り起こす感じでとてもワクワクしましたね。
映像やゴーストの形状などちゃんと過去作の雰囲気で嬉しかったです。

クライマックスはらしい大団円でとても爽快だったし感動してウルウルしてしまいました。

主演のマッケナ・グレイスは何度か見かけたことがありますがかなりのスターオーラでした。
最初は男の子かな?と勘違いして観てしまいましたがこの大作の主演に相応しい存在感でした。
個人的にはかなり将来有望な役者さんでした。

主人公の兄役のフィン・ウルフハードや母親役のキャリー・クーンもとても作品の雰囲気に合っていて良かったです。

先生役のポール・ラッドが新キャストでは結構有名どころでした。
以前のシリーズにも居たようなポジションで非常にインパクトもありました。

そしてレジェンドな元祖ゴーストバスターズ、ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、アーニー・ハドソンもクライマックスに鮮やかに登場で感涙でした。

ハロルド・ライミスもCGで出ているのですが、コレができるようになると亡くなった俳優さんも登場させられますね。
現状ですとSFに限られる気はしますが、ゆくゆくは普通のヒューマンドラマでもあり得るのかも知れません。

ゴーストバスターズファンを歓喜させるとても貴重な娯楽大作でした。


そんなわけで8点。

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