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Jリーグ 2010 J2第26節 ジェフ対レイソル

2010年09月19日 | サッカー
久々のサッカー観戦。

J2の大一番千葉ダービーを観にフクアリに行ってきました。

独走状態になりつつあるレイソルと、そのレイソルに離されはじめ今やJ1昇格が黄色信号な感じのジェフ。

この日は千葉ダービーだけあってフクアリもほぼ満員でボルテージの高い空気感を感じた。


試合開始。
序盤は若干レイソルがボールを支配する展開。
メンツ的にはジェフの方がかなりJ1クラスの選手を揃えている様に見えるのだが個々の技術はレイソルの方が上。
サポートのポジショニングもいいせいかジェフは結構激しいプレスをしていたがレイソルはミスすること無く相手陣内までボールをつないでいた。

そんな展開から先制点は生まれた。
前半9分、真ん中でのプレスをかわしたレイソルは左サイドのフリーの橋本にボールが渡る。
そこから比較的余裕を持って上げられたセンターリングに飛び出したGKの岡本が触れずにファーで待っていた林が無人のゴールにヘッドで流し込んだ。
GKのミスだったが綺麗な展開、綺麗なゴールだった。

その後も展開は変わらずレイソルペース。
中盤でパスをつないでいるかと思えば一本の長いパスを裏に入れてきたり。
いずれにせよ得点の臭いのするサッカーをするなと感じた。
なるほど首位に居るわけだと納得してみていた。

しかしジェフも電光石火のカウンターで同点とする。
前半17分、左サイドを工夫も無しに強引に上がった和田から中へアーリークロス。
これをピンポイントで上手く右足で谷澤が合わせ同点。
難易度の高いビューティフルなゴールだった。
まさにワンチャンスをモノにしたと言った感じだった。

早い時間に先制弾と同点弾が生まれ試合のテンションはいい感じになった。

その後ホームの勢いでジェフの押しこむ展開となったが詰めが甘くゴールは奪えず。
逆に前半33分、左サイドで粘り強くつないだレイソルは再び橋本の早くて低いピンポイントクロス。
これをニアに飛び込んだ北嶋が右足アウトで流しこむように決めた。
かなり難易度の高い、レベルの高いゴールだった。

前半はそのまま終了。
両チームのサイドの陣地争いをするような展開の前半でした。
レイソルは両サイドバック、右の小林、左の橋本がよく目立ってました。


後半はレイソルは安定した戦いにシフト。
中央突破を狙って綺麗な崩しから何度か決定的なチャンスを作っていた。

逆にジェフは中盤に起点が無く終始ボールが落ち着かないサッカー。
レイソルと違って、前線の選手にもボールを引き出す動きが少なく感じました。

しかし伊藤と投入してからは伊藤が豊富な運動量で真ん中を中心に動きまわりリズムが良くなった。
さらにレイソルは栗澤がこの日二枚目のイエローで退場。
正直二枚目を出すようなファールには見えなかったがアウェイで勝ってるチームがアウェイの洗礼を受けた印象でした。

ここからはジェフが圧倒的に支配し始めるが、追加点はレイソル。
完全に少ない人数でつないでるレイソルに油断したのかゴール前で繋がれレアンドロに簡単に決められてしまった。
これはかなり勿体無い失点でした。

逆にレイソルはしたたかでした。

その後さらにジェフの圧力は増す。
中盤でパスを繋ぎスルーパスに抜けだした青木がゴール。
この日あまりチャンスに絡めて居なかった感じの青木だが、決定力を見せつけるようにワンチャンスを決めた。
これまた素晴らしいゴールでした。

ジェフは引き続き怒涛のパワープレー。
しかしレイソルも体を張って守る。

ロスタイム表示は何と6分。
レッドのシーンも揉めること無く直ぐに続行していたのに一体何処にそんなロスタイムがあったのか?とかなり疑問でしたがとにかく6分。
ジェフに希望を与える。

ロスタイム、クロスが直接ゴールに向かいバーに当たり目の前に居た谷澤の元へ。
かなり決定的な場面だったが、慌てたのか谷澤は何とそれを外す。

結局決定機を生かせずレイソルが逃げきり勝利。

序盤からお互い点を取り合い、ラストは手に汗にぎる展開。
さすが千葉ダービーだけあって熱い試合でした。
お得な試合を観れた気分でした。

しかしジャッジにはかなり疑問を抱かざるを得なかったです。
勝ってるチームは一人減らされる、ファールを取ってもらえない、長いロスタイムを提示される。
中立で観ていた僕には、絵に描いたようなアウェイのジャッジでした。

確かにそのおかげで試合は熱く面白くなりましたが、もしロスタイムにジェフが追いついたらこれはかなり後味悪い試合になったと思います。

とにかく僕はサッカーはフェアプレーが好きです。
これだけ大きなスポーツサッカーにこういったプロレス的な演出が入るのは良くないと思います。
そういうのが好きな人は是非プロレス会場に足を運んで欲しいです。
熱狂的サポーターも何でもかんでもブーイングではなく、そこは冷静に観るべきです。

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