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パシフィック・リム:アップライジング

2018年04月14日 | 映画
パシフィック・リム:アップライジング
を観ました。


一発でカルト的なヒットとなったパシフィック・リムの続編です。
監督はギレルモ・デル・トロからスティーブン・S・デナイト監督に変わっています。

ギレルモ・デル・トロはパシフィック・リムで一気にトップ監督の仲間入りした印象がありますね。

非常にド肝抜かれた前作でしたが、そのダイナミック感は今作も存分に健在なので皆劇場で観た方が良いでしょう。

前作から10年後の設定です。
カイジュウは来なくなっていますが、過去に倒したカイジュウの骨とかがある世界観は良かったです。
そしてスラム的に昔のイェーガーのパーツを盗んで売ってる様な世界設定で。
前作からの時の流れや状況説明はわかりやすかったです。

監督は変わってますが、テイストはほとんど変わっていないように感じました。 

最初は、イェーガー同士の戦いで、おや?様子が変わったのかな?
と思いましたがちゃんと裏がありました。

このシリーズはストーリーのシンプルさも売りのひとつだと思うのですが、
今作も裏はあれど複雑さはかなり薄いです。
近年のハリウッド映画では逆に斬新にすら感じます。

いよいよの戦争シーンになると相変わらずのど迫力です。
映画史上最もど迫力な映画な気がします。
ものすごいイマジネーションを持って絵を作ってるのが伝わります。
しかも今作はクライマックスの舞台が日本で日本人が興奮しやすいテイストでした。

カイジュウだけでなく正義の側も容赦なく街を破壊しまくるのがひとつの醍醐味ですね。
神経質な自分には「ああ~」って気分にはなりますが、諦めて観てると爽快ですね。

主人公はスター・ウォーズで名を挙げたジョン・ボイエガでした。
作品にマッチしていて妥当なキャスティングだと思いました。

スコット・イーストウッドはクリント・イーストウッドの息子ですが、やはり似ていますね。
かなりイーストウッドを彷彿させるのでイーストウッドファンとしては嬉しいです。

ケイリー・スピーニーって子がもうひとりの主役と言っても良いようなポジションでした。
かなり可愛くて今後売れっ子になる予感がプンプンしますね。

菊地凛子は諸事情があり前作と比べ大分出番が減りました。
ゲスト出演してる感じが強いですね。

期待していた新田真剣佑はほぼセリフ無しな役でした。

単純に映像を楽しむことにとことん特化した、その路線ではNo.1の映画ですね。


そんなわけで8点。

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