メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

オリヲン座からの招待状

2010年10月26日 | 映画
オリオン座からの招待状 を観た。

(お話)
ある日京都の老舗映画館「オリオン座」から馴染みの人々に閉館に伴い行われる上映の招待状が届く。

別居中で離婚を協議中の夫婦三好祐次(田口トモロヲ)、良枝(樋口可南子)の元にも届く。
彼らは幼い頃オリオン座でよく遊んでいた。

昭和30年代。
館主の豊田松蔵(宇崎竜童)に強引に弟子入りを頼んで何とか受け入れてもらった青年仙波留吉(加瀬亮)。
松蔵と妻の豊田トヨ(宮沢りえ)にとても良くしてもらいオリオン座で修行をしながら幸せな日々を過ごしていた。

そんな中松蔵が倒れて死に、トヨは閉館を考えるが自分がやると留吉はオリオン座を存続させる。
二人は松蔵が居なくなったことをいいことに恋仲になったと陰口を叩かれ街で爪弾き物になる。

そしてテレビの普及で経営はどんどん悪化していく。

しかし二人は映画を愛する信念でお互い惹かれ合うものがありながらも一線を越えず、オリオン座を守り続ける。



(評価)
古き良き昭和の世界観が良く出ていた映画でした。

大黒柱を失ってこじんまりと貧しく暮らす男女の話、純粋で切なかったです。

加瀬亮が良い演技してたのでちょっと感動しました。

宮沢りえも古き良き日本の女性を好演してたと思います。

懐古主義の僕が特に切なく思う、幼い頃過ごした思い出の場所が無くなるというテーマだったのでその寂しさは遺体くらい伝わりました。

ニューシネマパラダイス系でしょうかね。

そんなわけで6点です。

映画を愛するって結構人生においていいことですね。
風情があります。



オリヲン座からの招待状 [DVD]
宮沢りえ,樋口可南子,中原ひとみ,宇崎竜童,加瀬亮
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

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