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ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋

2020年01月15日 | 映画
ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋
を観ました。


アメリカの国務長官として活躍する才色兼備なシャーロット・フィールドは、大統領選への出馬を目前としていた。
そんなある日、シャーロットが出会ったのは、ジャーナリストのフレッド・フラスキー。
才能はあるものの、頑固な性格があだとなり、職を失ってしまう。
一見、接点もなく正反対な2人だったが、シャーロットはフレッドにとって、初恋の人だったのだ。
予想外の再会を果たした2人は、思い出話に花を咲かせる。
その後、シャーロットは若き日の自分をよく知るフレッドに、大統領選挙のスピーチ原稿作りを依頼。
原稿を書き進めるうちに、いつしか惹かれ合っていく2人。
しかし、越えなければならない高いハードルがいくつも待ち受けることに……


ジョナサン・レヴィン監督です。
ラブコメのイメージが強い監督です
ウォーム・ボディーズは僕の人生の1本に入れるめちゃくちゃ記憶に残っているラブコメです。
あの映画で恋愛観は更に固まる要素にもなったし人生に影響を与えられました。

今作もそれ的な、ありえない2人の恋愛映画でした。
クビになってニートになったジャーナリストとアメリカ大統領になろうとしている世界一といっていい女性の恋愛です。

昔、隣に住んでいてベビーシッターしてもらっていたという僅かな関係だけで。
あまりに美味しすぎる展開で直ぐに距離が縮まっていくのは不自然なようで意外と無くは無い設定だと思いました。

憧れの女性と一緒に世界中を回りながら仕事をするという、シンプルに羨ましすぎる展開。
そして徐々にスムーズに親密になっていく感じ。
そして恋に落ちる時は急展開。
ありえないようですが独身貴族として沢山恋愛してきた自分から見ると、実際結ばれる時ってこういう感じだよな、って思いました。

禁断のようなありえない2人の関係を知っている人と知らない人がいる感じは思春期感あって自分は好きな設定ですね。
そしてパーフェクトな女性にもちゃんと性癖があるというのは妄想癖エグい自分がいつも考えていることなのでその辺も妙にピント来てしまいました。

今作はコメディテイストはそれなりに強いですががイマイチ笑えず。
下ネタやブラックやら実在の人物いじりもありますが、どれもこれも若干スベってる印象でした。
場内は笑いたいけどイマイチ笑えないって感じの空気感でした。

内容が内容なだけに予定調和の想像した通りの困難にぶち当たります。
ただそこからは結構予想外もありでも着地は予想通りな。
爽快で痛快で、何よりロマンチックで。
結局素敵な真実の愛をしらしめるような恋愛を描くのはジョナサン・レヴィンらしくて好きでした。

シャーリーズ・セロンはこの役にふさわし過ぎるキャスティングですね。
女優マニアとして若手からベテランまでくまなくチェックする僕ですが、客観的に見てもシャーリーズ・セロンは歴史上でも最も美人の女優のひとりだと思います。
結構役作りして美人を捨て去ることも多いですが、久々にガチにきらびやかな美人でした。
こうした徹底した美人をやらせたらやはりピカイチです。
世界中の男が憧れる女性像としてピッタリ過ぎました。

主演のセス・ローゲンはこ汚くてガサツな男で。
好かれる要素は強い信念くらいしかないのですが、そこを見いだされる感じが男の憧れ感あって良かったです。
コメディから意外といい男感出すところまでなかなかいい感じでした。

やはり自分が憧れるタイプのラブコメで素直に憧れました。


そんなわけで6点。

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