君と100回目の恋
を観ました。
7月31日、誕生日の夜。
ライブがうまくいかず落ち込む葵海(miwa)は事故にあってしまう。しかし、気付くと葵海は教室にいた。日付は事故の1週間前ー。
動揺する葵海に、お互いに好きな想いをなかなか伝えられずにバンド仲間であり幼なじみの陸(坂口健太郎)が言う。
「秘密を教える。俺、時間を戻せる」
葵海の運命を変えるため、陸は時間を遡れるレコードを使い、何度も時を戻していたのだ。
「運命を変えられた。葵海はもう死なない。絶対に」
想いが通じ合った二人は、恋人として日々をやり直すため1年前に戻る。そして、あの事故の日に失敗したライブをやり直すため、特別なラブソングの製作にとりかかる二人。
「お前がどれだけ先走って転びそうになっても、俺がもっと先にいて、お前のことを守るから。」
しかし周囲が羨むカップルとして幸せな日々を送る葵海と陸だったが、陸のタイムリープには葵海への一途な想いとともに重大な秘密が隠されていたー。
「葵海のいない未来なんて、俺には意味がない」
陸が自分の未来をかけて自分を愛していることを知る葵海に、再び7月31日がやってくるー。
月川翔監督です。
”黒崎くんの言いなりになんてならない”の監督さんですね、あの作品は少々酷評でしたが。
なのであまり期待せずに観に行きました。
元々あまり好みではないmiwaが主演というのもあったでしょうが。
しかし今作でmiwaの評価は結構変わりましたね。
冒頭やはりな感じの女子中高生をターゲットにしたような演出で少々萎えました。
坂口健太郎を過剰なイケメン仕立てにしようとしてる感はしんどかったですね。
でも女子中高生はこういうので胸キュンするのでしょうか?おじさんには少々きついです。
ただし最初に慣れてしまえば、その後は結構いい塩梅な描写で見やすかったです。
過剰なイケメン描写も無く大学生たちの雰囲気もいい感じでした。
意外と映像の質感は良かったです。
まあ日本の純愛物の教科書通りな感じの質感、アングル、シチュエーションは多かったですが。
音楽も重要な要素の映画で、その音楽がなかなか良かったので結構盛り上がりました。
音楽シーンの見せ方も悪くなかったです。
しかし日本の恋愛にこの手のファンタジーはつきものですね。
もうタイムリープ物に満腹になりつつあります。
今作はさほどひねりも無く、陸という男がスタンド使いの様にやり直したい時間をやり直せます。
かなり羨ましい能力ですが。
なんか唐突なあり得ない設定を作って、その設定で勝手に悲しまれたり喜ばれたりしても・・・な気分にはなりますね。
余程斬新な設定を生み出し続けるか、あり得ないファンタジーはやめるか、の時代を作らないといけないですね。
涙を作るために最後は卑怯にも思える力技な展開でしたが、迂闊にも感動はしました。
泣くほどじゃないですが、人によっては泣ける映画だと思います。
主演は歌手でもあるmiwaがやっていました。
キュートな歌手のイメージですが、それが上手くキャラに反映させられていたと思います。
演技は棒読み感あって気になりましたが慣れてくるとそれがいい味になっていたように思います。
今作でちょっと好きになれた気がします。
坂口健太郎は女子中高生はを喜ばせるようなイケメン設定ですが、彼はコメディの方が生きる気がします。
悪くなかったですが、歌を歌う役はあまりマッチしていないと思います。
好みの真野恵里菜が今作はかなり可愛かったです。
主人公のmiwaを上回る可愛さなので男たちがmiwaを好きになる設定が少々違和感でした。
竜星涼と泉澤祐希は脇役としてなかなかいい味出してましたね。
適度にいい見た目で、シンプルに良い奴で、大学の友情って感じです。
田辺誠一がらしい大人の演技で、若者たちを諭すいいキャラでした。
密かに変えの効かない良いポジションを作ってますね。
悲しさの作り方はソラニン式で少々卑怯にも思いましたが、
最後はそれなりに成立した感動恋愛モノになっていました。
そんなわけで5点。
を観ました。
7月31日、誕生日の夜。
ライブがうまくいかず落ち込む葵海(miwa)は事故にあってしまう。しかし、気付くと葵海は教室にいた。日付は事故の1週間前ー。
動揺する葵海に、お互いに好きな想いをなかなか伝えられずにバンド仲間であり幼なじみの陸(坂口健太郎)が言う。
「秘密を教える。俺、時間を戻せる」
葵海の運命を変えるため、陸は時間を遡れるレコードを使い、何度も時を戻していたのだ。
「運命を変えられた。葵海はもう死なない。絶対に」
想いが通じ合った二人は、恋人として日々をやり直すため1年前に戻る。そして、あの事故の日に失敗したライブをやり直すため、特別なラブソングの製作にとりかかる二人。
「お前がどれだけ先走って転びそうになっても、俺がもっと先にいて、お前のことを守るから。」
しかし周囲が羨むカップルとして幸せな日々を送る葵海と陸だったが、陸のタイムリープには葵海への一途な想いとともに重大な秘密が隠されていたー。
「葵海のいない未来なんて、俺には意味がない」
陸が自分の未来をかけて自分を愛していることを知る葵海に、再び7月31日がやってくるー。
月川翔監督です。
”黒崎くんの言いなりになんてならない”の監督さんですね、あの作品は少々酷評でしたが。
なのであまり期待せずに観に行きました。
元々あまり好みではないmiwaが主演というのもあったでしょうが。
しかし今作でmiwaの評価は結構変わりましたね。
冒頭やはりな感じの女子中高生をターゲットにしたような演出で少々萎えました。
坂口健太郎を過剰なイケメン仕立てにしようとしてる感はしんどかったですね。
でも女子中高生はこういうので胸キュンするのでしょうか?おじさんには少々きついです。
ただし最初に慣れてしまえば、その後は結構いい塩梅な描写で見やすかったです。
過剰なイケメン描写も無く大学生たちの雰囲気もいい感じでした。
意外と映像の質感は良かったです。
まあ日本の純愛物の教科書通りな感じの質感、アングル、シチュエーションは多かったですが。
音楽も重要な要素の映画で、その音楽がなかなか良かったので結構盛り上がりました。
音楽シーンの見せ方も悪くなかったです。
しかし日本の恋愛にこの手のファンタジーはつきものですね。
もうタイムリープ物に満腹になりつつあります。
今作はさほどひねりも無く、陸という男がスタンド使いの様にやり直したい時間をやり直せます。
かなり羨ましい能力ですが。
なんか唐突なあり得ない設定を作って、その設定で勝手に悲しまれたり喜ばれたりしても・・・な気分にはなりますね。
余程斬新な設定を生み出し続けるか、あり得ないファンタジーはやめるか、の時代を作らないといけないですね。
涙を作るために最後は卑怯にも思える力技な展開でしたが、迂闊にも感動はしました。
泣くほどじゃないですが、人によっては泣ける映画だと思います。
主演は歌手でもあるmiwaがやっていました。
キュートな歌手のイメージですが、それが上手くキャラに反映させられていたと思います。
演技は棒読み感あって気になりましたが慣れてくるとそれがいい味になっていたように思います。
今作でちょっと好きになれた気がします。
坂口健太郎は女子中高生はを喜ばせるようなイケメン設定ですが、彼はコメディの方が生きる気がします。
悪くなかったですが、歌を歌う役はあまりマッチしていないと思います。
好みの真野恵里菜が今作はかなり可愛かったです。
主人公のmiwaを上回る可愛さなので男たちがmiwaを好きになる設定が少々違和感でした。
竜星涼と泉澤祐希は脇役としてなかなかいい味出してましたね。
適度にいい見た目で、シンプルに良い奴で、大学の友情って感じです。
田辺誠一がらしい大人の演技で、若者たちを諭すいいキャラでした。
密かに変えの効かない良いポジションを作ってますね。
悲しさの作り方はソラニン式で少々卑怯にも思いましたが、
最後はそれなりに成立した感動恋愛モノになっていました。
そんなわけで5点。