２０、ローマ探訪記

風邪をこじらせているので今日もスローペースに。
相変わらずスッキリしない天気。
ちっとも見つけられなかった真実の口は昨日通っていたのにすっかり見落としていた。
ただ記念写真を撮るだけなのにディズニーランドのような行列ができていたので僕は外から拝見するだけ。
一人旅ものがそんな行列に並んで写真撮ってても気色悪いからね。
パラティーノの丘、フォロ・ロマーノ、コロッセオを観光。

コロッセオではお約束の記念撮影ボッタクリが居た。
グラディエーターみたいなコスプレした人たちが、一緒に写真撮ってやる！と言って撮った後法外な値段を請求してくるもの（多分）。
はしゃいだ日本人の若者グループがまんまと「イエーイ！！」って感じで写真撮ってたから止めようかと思ったけど時既に遅し。
もうテンション上がっちゃって簡単なコスプレして剣とか持ってはしゃいじゃってたからさ。
ちょっと気になってその後を見てたが数分後巨漢の外人に詰め寄られて「まさか有料なの？」と地獄のような表情になってて。
さっきのはしゃぎっぷりを思い出してちょっと笑いそうでした。
かわいそうだけど、海外では何事も経験です。

その後サン・ジョバーニ・ラテラーノ教会まで足を伸ばす。
この時雹が降っていた。

今日も体調悪い中休みなく歩き続けて疲れ果てる。
ローマといえばどうしてもカルボナーラを食べておかないとと思い、家庭的なチープなバールっぽいレストランへ。
有名店も幾つかあるがもう歩き疲れて探すのも面倒だったのでそこで済ます。
ただローマでカルボナーラを食べたという事実が欲しかっただけだから。
今後の人生で「俺はローマでカルボナーラを食ったよ」と言う権利が欲しかっただけだから。

ローマでカルボナーラ食べたものだけ～
それを言う権利を得られるわけでございます・・・オヨヨ。

すっかりローマに馴染みもう地図を見なくても何処になにがあるか？
この道が何処に繋がっているか？などすぐわかる。
たまに迷子になり（まあ、観光客はたいてい迷子みたいなものだが）必死に地図を見てる日本人観光客を助けてあげようかな？
なんて余裕まであった。（実際に助けることは無かったけど）

ホテルはシングルルームだが、すぐ隣にもシングルルームがありワンセットの扱い。
そこは恐らくイタリア人の若い女性が泊まっていたと思うのだが毎晩のように大声で激しい口調の電話をする。
イタリア語が怒ってるように聞こえるだけなのか？それとも実際に喧嘩なのか？がさっぱり区別がつかない。