メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

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幸せをつかむ歌

2016年03月05日 | 映画
幸せをつかむ歌
を観ました。


家族を捨て、売れないロックバンドを率いてロサンゼルスの小さなライブハウスで歌うリッキー。
ある日元夫から娘が夫に捨てられ落ち込んでいると連絡を受ける。
貧しい暮らしをしてる自分とは対照的に裕福な暮らしをしている元夫家族、久々に再会したが娘の落ち込み方は酷く、自分に対する恨みも凄い。
リッキーは自分にしか出来ない方法で娘を励まそうと決心するお話です。


ジョナサン・デミ監督です。

メリル・ストリープモノです。
今回はロックなおばさんです。

いつも言いますが、おばさんになっても女の役をやり続けるスタイルは凄いですね。
今作もラブロマンスからラブシーンまで健在です。

自分は結構苦手ですが、アメリカ人には違和感ないのでしょうか。
そういう需要があるのでしょうか。

日本ではこの年齢の女性のラブシーンはちょっとありえないですよね。
まあそれが許されるくらい一つのジャンルになっているメリル・ストリープですね。

この年齢でも主役をするし、この人がもはやジャンルになってますね。

娘役のメイミー・ガマーは全然美人じゃないですが凄い役者オーラがあるなぁと思ってみてましたが、
実際にメリル・ストリープの娘なのですね。
流石の遺伝子です。

家族を捨て完全に嫌われている母、未だにロックな格好をしてて親戚にも煙たがれる、育ての母との微妙な関係性。
でもだからこそ自分にしか出来ないこともあると決意する感じはいいですね。

ただやはりこの年齢の女優さんがやる役ではないような・・・。
な2時間でもありました。

家族の絆みたいなのが、結構絶妙に描かれていて。
何かと衝突しあう展開に辟易する部分もありましたが、
離婚した両親が娘のために戦う姿にはジーンと来るものがありました。

ロックバンドの描写は結構リアルな感じで自分にも刺激になりました。

最後はアメリカまるだしな大円団で、ちょっとサブさもありましたが爽快な映画でした。


そんなわけで5点です。

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