メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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「ごらん、世界は美しい」

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ブラックパンサー

2018年03月01日 | 映画
ブラックパンサー
を観ました。


若き国王ティ・チャラ、またの名を漆黒のヒーロー<ブラックパンサー>。
2つの顔を持つ彼の使命は、祖国である超文明国家ワカンダの“秘密” ──“ヴィブラニウム”を守ること。
それは、世界を破壊するパワーを秘めた鉱石だった。
突然の父の死によって王位を継いだティ・チャラは、人類の未来をも脅かすこの国の“秘密”を守る使命を負う事に。
だが――「私に、使命が果たせるのか…?」
ミステリアスな新ヒーローが躍動する、ハイスピード・アクション・エンターテイメントが幕を開ける!


ライアン・クーグラー監督です。
アベンジャーズでおなじみのマーベル・コミックの映画です。

黒人監督がほぼ黒人キャストで描いた大作映画ということでも話題ですが。
日本人からするとそういうのは気にならないし評価する際に影響することは無いですね

冒頭簡単に太古の昔に宇宙から飛来した特殊鉱物、それによって劇的に栄えたアフリカの国の説明。
その国は栄え過ぎるが故に技術を森のホログラムのようなもので隠して農業国のフリをしています。
ただ国の中に入れば空中を列車が走ってるような超近代国家で、ファイナルファンタジーみたいな雰囲気で結構好みでした。
場所によっては鍵となるヴィブラニウムが光っている空間で、宇宙みたいでSF感も満たしてくれる感じはあります。

それでいてアフリカ感、民族感は大分描写されていました。
この辺はどこまでリスペクトがあるのか?微妙ですがアフリカっぽさは見事でした。

その国で馬的に扱われる動物がサイなのですがコレはかなりいい感じでした。
サイって改めて見るともう、かなり恐竜ですね。
動物園で実物を観たくなりました。

映像のクオリティはアベンジャーズ的で流石のスケール感です。
劇場鑑賞する価値のある程よい派手さでした。

ストーリーはそこそこわかり易いですかね。
冒頭に描かれるちょっとしたサスペンスフルなシーンがちゃんと後にいい感じで効いてましたし。
スタイリッシュに強かったブラックパンサーが挫折してその地位を失ったり。

クライマックスはもちろんの反撃と大団円。
なかなかのご都合主義でグリーンシートな感じの終わりです。
老若男女が安心して観れることでしょう。
エンドロール後の一幕はもはやマーベルのお約束ですね。

主演のチャドウィック・ボーズマンがこの作品の成否を握っていたと思います。
完璧っぽい感じですが完璧ではなく弱さも見せるところが良いのでしょう。
鍛え上げられた肉体とアクション、それでいて演技もシリアスで良かったと思います。

相手役は名画クリードで見事な主演を演じたマイケル・B・ジョーダンでした。
ヘアスタイルが変わると大分印象が変わりますが、流石の存在感でした。
序盤に何かお面を被るのでそれがもっと象徴的になるかと思いきや、意外とそれほどでも無かったです。
今後も活躍が期待されますね。

劇場で観るには良い娯楽映画でした。


そんなわけで5点。

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