デス・ウィッシュ

デス・ウィッシュ
を観ました。


警察の手に負えない犯罪都市となったシカゴで救急患者を診る外科医ポール・カージー。
ある日、何者かが家族を襲撃。妻は殺され、娘は昏睡状態になってしまう。
失意の中、日々を過ごす中で善良な市民が死に、悪人の命を救わねばならいこともある医者という立場にも疑問を感じ始める。
そして、犯罪が溢れかえり一向に進まない警察の捜査。
この状況に怒りの頂点に達したポールは自ら銃を手に、犯人抹殺のため危険な街へと繰り出し始める。
悪人には、問答無用。復讐をきっかけに街の悪を一掃する“死神”と呼ばれる救世主へと変貌を遂げていく─。
外科医から処刑人へと変ぼうをとげる男のハード・リベンジ・アクションが今、幕を開ける！！


イーライ・ロス監督作品です。
最近見たばかりのルイスと不思議の時計と同じ映画でした。
全然違う作風で同時期に公開してるのは凄いと思います。
ルイスと不思議の時計ではとっても子供向けな映画でしたが、今作はR15ななかなかの残虐映画です。
その振り幅はなかなかです。

予告編を見た限りでは外科医と殺しのスペシャリストというふたつの顔を持っているヒーローものって勝手に思ってましたが。
意外と生々しい人間ドラマの果てに処刑人になる男の物語です。

見ていないですが「狼よさらば」って映画のリメイクらしいです。
自分が知っている中だとジョディ・フォスターがやっていたブレイブ・ワンにそっくりだと思いました。
調べると逆にそれが狼よさらばと似ていると言われているようですね。
それくらい狼よさらばがフォーマットになっているようですね。

ごく普通の幸せ家族があまりに理不尽に家族を奪われて警察を頼らず自分で罰していく展開。
よほどの復習心でなかなか容赦無い残虐復習します。
それどころか無関係の悪人も容赦なく殺していきます。
前振りもない感じで殺すのは結構好きです、北野武映画っぽいくらいです。

ただ何の計画性も繊細さも無くダークヒーローとして悪人を成敗する日々なのですが、何故か正体がバレないのです。
フードをかぶってるだけでSNS等で拡散されまくって、証拠隠滅作業もしないのに正体がバレないのです。
そんなバカな！って何度も言ってしまう内容ではありました。
主人公の弟は気付いているのに警察は気づかないです。

残虐シーンはちょっと目を伏せてしまいそうな感じでした。

ブルース・ウィリスは彼にしては負担が少なそうな特別な役作りもない感じのキャラでした。
スペシャルな俳優だけあって全然見れてしまいますね。

娘役のカミラ・モローネがめちゃくちゃかわいかったです。
かなり恋をしました、すぐにスターになる気がします。
今後追っていきたいですね。

なかなかライトなアクション映画で全然続編行けそうな内容ですね。
ただ絶対にバレてはいけない的な引っ張りがどこまでできるのか？って感じです。


そんなわけで5点。