メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

ピッチ・パーフェクト ラストステージ

2018年10月20日 | 映画
ピッチ・パーフェクト ラストステージ
を観ました。


“歌うこと”を通じて最高の仲間たちと出会い、世界大会の優勝という有終の美を飾ってバーデン大学を卒業したベラーズの面々。
そんな彼女たちも大学を卒業して、今や立派な社会人。ところが、輝かしい学生時代とは異なり、キャリアも恋も絶不調。
想像していた人生とは雲泥の差、挫折を味わう日々だった。
そんなとき、USO(米軍慰問団)の海外ツアーでベラーズ再結成のチャンスを得る。
さらにツアー中にDJキャレドに認められれば、彼のツアーの前座としてパフォーマンスできると知り、ベラーズの栄光を取り戻そうと大張り切り。
ところが参加バンドはこれまで以上に強敵な上、予期せぬハプニングにも襲われてしまう。
夢と現実と友情の間で揺れるベラーズ。
人生の岐路に立たされた彼女たちが最終的に選んだ道は……。


トリッシュ・シー監督です。
毎作監督が変わってますが、今作は知らない監督です。

過去2作はかなりのアゲアゲな音楽テーマ全開で。
苦手なテイストにもかかわらずコメディのセンスも良く笑わされてクライマックスには絶頂に盛り上げられる良い映画でしたが。

正直全3作の中で一番つまらないというか、急に駄作になってしまった印象でした。
コメディ要素も急につまらなくなってしまい、音楽に向き合う内容でもなくなり、アゲアゲなクライマックスも無かったです。
非常に残念な結果になっていました。

冒頭、謎めいた過激なアクションシーンから始まり謎の敵と格闘して一段落。
なんなんだろう?というフリから「その3週間前」みたいなあるあるな冒頭。
よほどのことが無い限りこのまっすぐ過ぎる遡りって厳しい気がします。

大学卒業後のベラーズのちょっとうまく行ってない感じ、だからもう一度集まって歌おうって流れは嫌いじゃないです。
ただ現在の描写があまりに弱くて、テンポも早すぎて。
そのせいで振り幅があまり作れておらず再集結の高揚感が無かったように思います。

全般的にやっていることはそう悪くはないのですが、こんな感じで描写が弱いように思いました。

主演は変わらずアナ・ケンドリックで何時も通り歌が上手でした。
ルックスもそれなりに良いし、存在感あって良いです。
今後も大作で見かけると思いますね。

いつも目立つレベル・ウィルソンが今作は主役級でした。
かなりインパクトある見た目で悪くないですし、なんかスパイ的なスキルもあって。
ゴリゴリアクションスターな役どころでした。

自分の好きなヘイリー・スタインフェルドが今作では全然目立って無くて残念でした。

他のメンバーが目立たない中、ブリタニー・スノウは結構目立ってました。

アンナ・キャンプ、ハナ・マエ・リー、エスター・ディーン、クリッシー・フィットに関しては、
初めて見る人には意味不明なほどキャラ設定の説明すらないくらい目立っていませんでした。

せっかく良いシリーズだったのにちょっと急に残念な一本になってしまった感じで残念です。


そんなわけで3点。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。