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スノーホワイト/氷の王国

2016年05月27日 | 映画
スノーホワイト/氷の王国
を観ました。


邪悪な女王・ラヴェンナとスノーホワイトとの物語より昔、ラヴェンナにはフレイヤという美しい妹がいて普通の女の子だった。
しかしラヴェンナの策略により愛を信じなくなり氷の女王として目覚め、北に氷の王国を築く。
そこで子供を集め戦士として育てていた。
そこで育ったハンター・エリックとサラは最強の二人として王国の勢力拡大に貢献していたが王国唯一の掟、人を愛してはいけないという掟を破り女王によって引き裂かれる。
数年後再会した二人とフレイヤは魔法の鏡を巡って争う。


スノーホワイトの二作目です。
前作のフランク・ダラボンが降板したのでセドリック・ニコラス=トロイヤン監督が引き継いでいます。
多分初めましての監督です。

白雪姫を新解釈したような前作のスノーホワイトですが、今作は氷の女王とそこで育った戦士の物語です。

まずは苦言ですが今回スノーホワイトは出てきません。
殆ど無関係と言ってもいいくらいの内容なのに続編を示すためにスノーホワイトがタイトルのメインに来てますね。
ちょっと詐欺商法を感じます。
原題はThe Huntsmanだったと思います、クリス・ヘムズワースたちが演じてた戦士たちの総称ですね。

そもそも前作の原題がSnowwhite & the huntsmanだったのでその時点で邦題失敗してますね。
まさかsnowwhiteじゃない方を残されるとは、ってことですね。

そして姉妹モノで一人が何でも凍らせたり氷で物作ったりみたいな映画はもうアレの印象強すぎますね。
どうしてもその恩恵を受けようとしているような印象は受けてしまいます。

ただ内容は物語、映像ともになかなか高品質で面白かったです。
監督は変わりましたが、イケメンのクリス・ヘムズワース、デラベッピンのシャーリーズ・セロンは引き続き出ています。

シャーリーズ・セロンは相変わらず恐ろしく美しいですが、その妹役の僕の好きなエミリー・ブラントも負けず劣らずべっぴんさんの仕上がりでした。
2人のツーショットは華やかでなかなかの絵力でした。

シャーリーズ・セロンはあんなに美人なのにこういう悪役も平然とやってのけてしまう役者魂は非常に好感持てますね。

逆にエミリー・ブラントは悪役と思わせてそこまで悪役ではないというか、むしろ中身はいい人でした。
まだ若いですが、徐々に悪役の引き出しを持っていけば今後も活躍できそうですね。
でもこういう特殊メイクな役はいいと思います。

クリス・ヘムズワースは相変わらずのハンサムで前作同様無難な仕上がりです。

ジェシカ・チャステインが女戦士役でクリス・ヘムズワースの嫁役でしたが、かなりいい役どころでした。
若干、エミリー・ブラントとこの人のキャスティングは逆でも良かったのでは?とも思ってしまいました。

想像よりは大人向けなテイストでテンポもよく退屈しないいい娯楽映画だと思います。


そんなわけで7点です。

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