メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

図書館戦争 THE LAST MISSION

2015年10月25日 | 映画
図書館戦争 THE LAST MISSION を観た。

メディア良化法で書籍が奪われる世界。
本を奪う良化隊と本を守る図書隊との戦争を描いた物語。
今回は文科省の未来企画が図書隊壊滅を企てる設定。
って話。


甘口評論家の僕には珍しく前作は酷評した記憶がありますが。
映画が悪いのか原作が悪いのか。

とにかく空き地の戦争ごっこを見せられてる気分にさせられる作品です。

残虐表現入れるような物語じゃないので今作も主に敵の盾や隠れてる壁、障害物に向けて銃を撃ちあう戦争です。

登場人物は白熱の演技をしてるけど、それなりに命をかけた戦争してるけど。
肝心の戦争がいかんせんアホアホ過ぎてしんどいです。
拳銃や機関銃を使っているが手榴弾とかは使わない。
しかし音爆弾的なヤツは使う。
その辺のルールや設定がわからないです。

明らかに背中を取れる場面でも盾に向けて打つ。
どの目線で見ていいかがわからない。
コメディとして観るのかシリアスとして観るのか難しいです。

僕が高評価する榮倉奈々と岡田准一のラブロマンス感はとても蒼くてピュアでキュンとするやつで良かったです。
SP以降格闘要素の強い岡田准一だが、今作も得意の格闘は見応えありです。
運動能力の高さをふんだんに見せていますね。

榮倉奈々はとても好きな女優さんですが、相変わらずデカい。
しかしこのキャラは可愛い。
この子がクライマックス走るのだけど、その演出は良かったです。
人が走るってのはただそれだけで感動するものなんですよね。
ちょっと感動してしまいました。

昔は苦手だった松坂桃李ですが、今非常に良い役者になった気がします。
何よりまずは主役縛りでやってた役者だったのに、今脇役で出まくってるのが好感度高いです。
この子があちこちに脇役で出まくってることでそれぞれの作品に豪華さを与えている気がします。
かつては脇役しまくりの綾野剛が今主役縛りになってるのと丁度逆になった気がしますね。
ガッチャマンでは主役の松坂桃李と脇役の綾野剛だったのに。
ピースオブケーキでは逆になってたし。

福士蒼汰にしては脇役すぎる感じかな。
もう少し作品を選んでいったほうがいいかもね。

チョイ役で土屋太鳳が出てるがどんどん可愛く見える気がします。

田中圭は密かにあちこちで活躍してて、あまり目立ってないが重要な役者ですね。

しかし設定が悪すぎる気がしますね、この物語は。
そこは今作も拭えず。
今作は街で撃ちあったりしますけど、一般人はどういう立ち位置でいるのか?
その扱いの説明無いし。

まあ松坂桃李が図書隊の頑張りなんて一般人には伝わってないという発言があるけど。
図書の素晴らしさを伝えたいのだろうが、この方法論ではピンとこないかな。
スマホ使ってるし、設定は明らかに現代か未来だけど。
そもそも電子図書の扱いは全くスルーしてるし。

まあ結構感動したので前作よりかは大分良くなったかな。


そんなわけで5点です。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。