メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

GAMBA ガンバと仲間たち

2015年10月26日 | 映画
GAMBA ガンバと仲間たち を観た。

僕が子供の頃そこそこ流行ったアニメのリバイバルです。

今更?と思いましたが観てみました。

複数監督を起用して作られていて日本映画では非常に斬新な組織で作られている気がしました。
これはディズニーアニメとかとを目指したチャレンジでしょう。

いやはや低い期待値で見ましたけどかなり高品質なアニメでした。
映像の凄さ、スピード感、物語のわかりやすさと高揚感。
どれをとっても一級品でした。

ちょっと注目度低めな気がするし、あまり客も入っていなかったですが、
細田守作品にも引けをとらないようなかなり高品質なアニメ作品でした。

この組織と技術力を持って題材にしたのがガンバというのも良いチョイスでしたね。
個性的なネズミたちのキャラクター、ほんのりラブロマンス。
キャラクターたちそれぞれの関係性も見どころがあった。
そしてささやかなきっかけから壮大な冒険に発展していく盛り上がり感。
秀逸な映画でした。

ガンバと仲間たちって子供の頃結構見てて。
このアニメのせいでイタチって怖いなとトラウマ的な印象を植え付けられた記憶があります。
今回もイタチのノロイはかなり怖い仕上がりになっていて。
今の子供が観たらやはり怖がるでしょうねー。

でも冒険感や友情感は素晴らしいのでお子様とかに観てもらいたいですね。
強さではなくとことん勇敢で正義感強いガンバにみんなが救われて行って。
どんなに絶望的でもとにかく諦めないネズミたちの姿に感動です。

テンポよくそれぞれの心情描写も的確に描かれていて。

ラストももう命がけの勝負で。
そしてヒロインの潮路が助けてくれて。

すげー勇気とエネルギーもらえたし、感動してほんのり泣きました。

秀逸な作品は何十年経ってもさほど褪せずにこうして観れるものですね。

そしてエンディング曲がなんと僕の大好きな”僕らが旅に出る理由”の倍賞千恵子のカバーバージョンでした。
絵本タッチのエンドロールにこの曲がマッチしててかなり最高でした。
このエンドロールだけでも泣けるくらい価値はありました。
PV欲しいです。


そんなわけで8点です。

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