メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

ROOKIES -卒業-

2009年07月02日 | 映画
ROOKIES -卒業- を観た。

人気テレビドラマシリーズの劇場版です。

二子玉川学園高校の不良野球部達の熱血青春ドラマです。

熱血教師の川藤幸一(佐藤隆太)に触発され野球部の不良達は本気で甲子園を目指す。

ピッチャー安仁屋恵壹(市原隼人)、セカンド御子柴徹(小出恵介)、サード新庄慶(城田優)、センター関川秀太(中尾明慶)、キャッチャー若菜智哉(高岡蒼甫)、代打平塚平(桐谷健太)、レフト岡田優也(佐藤健)、ファースト湯舟哲郎(五十嵐隼士)、ショート桧山清起(川村陽介)、ライト今岡忍(尾上寛之)、マネージャー八木塔子(村川絵梨)という3年生の面子。

新入部員の赤星奨志(山本裕典)は才能がありメジャーを目指しており、先輩達を馬鹿にして試合には出るが練習には参加しないと生意気。

しかし赤星が内緒で大学の野球部で必死に練習している姿を見て御子柴は応援する。

そして不良に絡まれている赤星を助けた際に御子柴は足を骨折してしまい、予選には参加できなくなる。

そんな御子柴の心に打たれ、赤星は練習に参加するようになる。

同じく新入部員の濱中太陽(石田卓也)は平塚の大法螺を信じ、平塚をヒーローと慕っていたが、実は補欠だった平塚の現実を見て一旦去る。

しかし川藤に説得され戻ってきて、再び平塚を慕う。

平塚、今岡と共に間抜け担当になる。

何処でも守れる赤星は御子柴の代わりにセカンドに入る。


(ネタバレ)
御子柴は必死にリハビリをし、他の部員達も必死に練習する。

安仁屋は中学時代に全く歯が立たず、相手にされなかった笹崎高校の川上貞治(武田航平)へのリベンジに燃えている。

「夢ってかなっちゃったらどうなるのかな?」と御子柴は言う。
「そんなもん叶ってから考えろ」と安仁屋は言う。

そしてニコガクは順調に駒を進め、準決勝を勝つ。

決勝の相手は川上の居る笹崎。
決勝前夜、3年生達はもっとこの仲間で野球がしたいと決起する。

決勝は経験豊富な笹崎に先手を奪われ、苦しい展開。

川上のフォークを武器にしたピッチングにまるで歯が立たず、点差はどんどん開く。

ニコガクはセーフティーバントのヒットばかり。

途中新庄、若菜の連打で1点返すが、そのヒットの際若菜は指を骨折する。

どうしても甲子園出場を仲間と一緒に決めたい若菜は怪我を隠し、必死に痛みに耐えて試合を続ける。
ボールについた血で新庄がそれに気付く。
あと少しで夢に届くからどうしても交代したくないと言う若菜を新庄が熱く説得し若菜は涙する。

代わりにほとんど完治してきた御子柴がキャッチャーを務める。

そして2-7で9回表ニコガクの攻撃。

何とかランナーを出す。
そして今岡に代打平塚。
ビーンボールを打つのが得意な平塚は自らストライクゾーンに顔を出し長打を打つ。
2点返すが、暴走しランニングホームランを狙いホームでアウトになりツーアウト。
スコアは4-7.
その後も粘るニコガクは満塁にしてバッター安仁屋。

前日にレフトスタンドにぶち込むイメージは完璧と言っていた事を新庄が思い出させ、劇的な逆転満塁ホームランを打つ。

そして9回裏は着実にアウトを取り遂に後1球。

すると遂に夢まで後少しと、安仁屋は泣き出してしまう。
他の部員も何人か泣き出してしまう。

そして渾身のストレートで三振を取り、優勝。
遂に甲子園の出場権を獲得して歓喜する。

そして夢の甲子園・・・。

で卒業式へ。

3年生がグランドに整列して一人一人、川藤に泣きながら言葉をかけお礼を言う。

そして胴上げ。


(評価)
ま、ルーキーズって感じでした。

ドラマもさらっとしか観てませんが、映画だからって特別なモノは無かったと思います。
なので大きいテレビでルーキーズを観たって感じです。

泣かそう場面の連続で、イチイチ例のビージーエムが大音量で流れていました。
半ば強引にビージーエムが入っていました。
館内はかなりのすすり泣きでしたが、僕は全然入れませんでした。

まー女子供がターゲットだと思うので30代のおっさん泣かそう思って作られてはいません。
ひたすら臭すぎる熱血シーンの連続でした。

肝心の甲子園のシーンは合成でちょっと切なかったです。

演出的にはイチイチ部員を順番に抜いていくパターンで、またこれー?ってなってしまいます。

ラスト、グランドに整列して、御子柴が、「1番センター関川」って言って、関川が一歩前に出て、そこそこの尺をとって川藤に礼を言って。

・・・まさか10人分これやんのか・・・?って超萎えました。

礼を言われる度に川籐が「・・・関川」みたいに泣きながら答えるシーンがアップで抜かれるわけですが、3人目位で結構パターン使った感じで、大丈夫か?他にどんなリアクションのパターンがあるんだ?って気が気でなかったです。

だので勝手な想像ですか後半はしんどそうに見えました。

ま、この辺はドラマの時も同じなんですけど。

後、湯舟君の語尾の「にゃー」はもう取った方が良かったんじゃないかしら?
もっと早い段階での決断が必要でした。

後、安仁屋君の眉間の皺の寄せ方が半端なくて、何かもう人形みたいに見えました。

そんなわけで4点です。

頑張ってるなって、熱い映画だったので嫌いではないですけど。

ファンの人ならかなり楽しめると思います。


僕が結構ひいきにしている石田卓也君が出てきましたが、去年観たオモシロ映画の「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」では市原君の相棒だったのに、今回は後輩になっていたのが、僕には変な違和感でした。









ROOKIES -卒業- 通常版 [DVD]

TCエンタテインメント

このアイテムの詳細を見る
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ターミネーター4 | トップ | そーと »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。