メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

心の名盤:人にはそれぞれ事情がある(真島昌利)

2010年11月27日 | 音楽
僕の思春期と言えばマーシーを崇拝し続けた時代でした。

それはもう心の奥のほうでシンクロしてしまって僕の心の扉を開かせる大きなきっかけになったアーティストです。

ブルーハーツを深く愛していましたが、それと異なる一面を見せるマーシーのソロアルバムはもっと愛していました。

当時の恋人といつもマーシーを聞いて、その曲について深く語り合っていたものです。

マーシーのソロは基本ロックではなく、色んなジャンルの要素を採用しており静かな曲調のものが多いです。
ROW LIFEというアルバムが比較的ロックで有名でライブ活動もしていたがその次にひっそりとリリースされた「人にはそれぞれ事情がある」。

タイトルを知っただけで既に泣きそうになるくらい心はシンクロしていてリリースを待ちに待っていた時期を思い出します。
実際に聞いてみたら当時の自分の世界観にあまりにマッチしてしまい抜けられないほどでした。

今もこのアルバムを聞くだけで当時の苦悩していた思春期を思い出して泣きそうになります。

あまりにも青い青春時代でした。

マーシーが居なかったら今の自分なんて存在していないと思えるほど大事なアーティストですね。

これ以外も全て名盤ですが、タイミングや思い入れの分このアルバムが大好きです。


「クールベ風の並木道には
 ミレー風の陽が落ちてゆく
 アイスクリームは溶けたけれど
 謎はついに解けなかった」(空席)

「世界の果ての時計台は
 休むこと無くきしんでる
 楽しい思い出が死んだとか
 そんなことじゃなく
 ただ時間だけが死んでゆく

 そしてゴロゴロしてるだけの
 君を想う夜だ」(ロマンス)




人にはそれぞれ事情がある
ソニーレコード
ソニーレコード

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。