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心の名盤:Nayuta(AIR)

2011年11月12日 | 音楽
AIR最後のアルバムですが最高傑作じゃないでしょうか?

正直世間的には若干注目度低い時期に出たのであまり売れてない気がしますが、
得てしてこの世界では、そういうところに名盤は転がっているものです。

開き直ったような、穏やかな、悟りきったような曲ばかり。

ミクロからマクロへの見事な感情の昇華。
Nayutaとはおそらく那由他の事でしょうが、
まさにそんなスケールを表現したアルバムですね。

AIRはアルバムタイトルに見事にマッチするアルバムを作ります。
その辺で非常に優れたアーティストだと思います。

どのアルバムでも非常に秀逸な唯一無二の歌詞を書くアーティストですが
このアルバムがその真骨頂でした。


Nayuta
何と悟りきった曲でしょう。


Janaica
何か色々な困難を越えた後のような開き直った陽気さがいいのです。


Surfriders
コレだけメロコア要素を含んでノリノリで素敵なのです。


Holy Sorry
涙の名曲ですね、ホント名曲です。
「ここではどうでもいいことばかりを騒いでた」
に込められた壮大な気持ちが伝わります。


Kaze(ninoru)
コレも軽快に悟った見事な曲です。


Only Just
このアルバム内では貴重なメッセージソングですね。


Have Fun
ちょいと休憩な感じね。


Microcosm
AIR史上最高の曲だと思います。
Spiral LifeのNeroと言う曲がありましたがほぼ同じ手法です。
ロックでこの空気感を出すこの手法はもはや彼の発明と言っていいでしょう。
歌詞の内容もこの一曲でAIRの活動全てを象徴するかのようです。
microcosmとは小宇宙、宇宙の縮図としての人間、といった意味ですが、
このスケール感を歌にできるAIRはかなり研ぎ澄まされたセンスの持ち主です。
宇宙を泳いでいるような気持ちになり宇宙好きの僕には最適です。

「一緒に唄う 体で唄う 心で唄う microcosm」

「笑ったほら 何度でも さあ 顔を上げて Today Here I am」


コレもいつか自分に子どもが生まれたとしても聞かせたいアルバムですね。

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