メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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「ごらん、世界は美しい」

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GOEMON

2009年05月18日 | 映画
GOEMONを観た。

紀里谷和明監督の最新作、江口洋介主演の時代劇です。

かなり斬新なデザインで描かれた、豊臣秀吉政権下の大阪が舞台。
戦乱の世は落ち着き人々はひと時の幸せな時間を過ごしていた。

貧乏人の味方の大泥棒石川五右衛門(江口洋介)はとあるお金持ちの蔵に忍び込み、逃げ盗んだ品を大阪の群衆に撒き散らしていた。

高い建物の上から群衆を見下ろし「絶景、絶景」と言う。

しかしその時盗んだ物には石田三成(要潤)も狙っていた、明智光秀が預けたある秘密の品があるらしい。
石田三成は伝説の忍、霧隠才蔵(大沢たかお)を雇い五右衛門の行方を追う・・・。


(ネタバレ)
五右衛門は猿飛佐助(ゴリ)と小平太と言う少年から箱を取り戻し、3人で行動を共にする。
しかし才蔵はあっさり五右衛門を見つけ対決する。二人とも凄い忍びの腕を持っている。
そこに服部半蔵(寺島進)が現れ才蔵は消える。

実は五右衛門と才蔵は服部半蔵の弟子だった。

幼い頃家族を皆殺しにされた五右衛門は織田信長(中村橋之助)に窮地を救われ、拾われ半蔵に鍛えられていた。

そして信長の養子の茶々(広末涼子)が幼い頃からずっとボディガードをしていた。
そして思春期の頃離れ離れになり才蔵は忍を極めようと、五右衛門は自由を味わうと忍をやめた。

箱に入っていた地図から光秀と秀吉の連判状を見つける。

本能寺の変は二人の共謀でその後秀吉が光秀を騙まし討ちしたってシナリオ。
で秀吉が裏切って光秀を殺した。

秀吉を討とうと大阪城に忍び込んだ五右衛門は茶々と再会する。
そして茶々は秀吉を自分で暗殺しようと決心する。

五右衛門も秀吉を討とうと立ち上がる、天下を狙う三成、才蔵も同じく暗殺を企てる。
しかし全員失敗し才蔵は捕らえられ五右衛門に助けられるが才蔵は妻を殺され幼子を人質に捕られ、大衆の前で処刑されてしまう。

自分の行動のせいで才蔵一家が惨殺された事により五右衛門は鬼神のようになり単身大阪城に乗り込みばったばったと数千の敵兵を倒し秀吉を討つ。

そしてその後の関が原の戦いを一人で収めようと乗り込み三成を討つが、家康を討つ寸前に既に家康に仕官していた佐助に刺されてしまう。

そして茶々の元へと帰ろうとする五右衛門。


(評価)
相変わらず凄い斬新な映像世界でした。
PS3みたいな感じでした。

戦国時代をモデルにしているけど相当脚色していていいエンターテイメントに仕上がっていました。

僕の憧れの人江口さんはかっこよかったです。
でもちょいと暑苦しい舞台みたいな演技をさせられてました。

キャシャーンの時の麻生久美子から今回はヒロインが広末さんになってしまって非常に残念でした。
でも広末さんもべっぴんさんなので好きです。
良かったです。

ゴリがいい役でびっくりでした。

織田信長は笑い飯の西田に見えました。

ストーリーは分かり易く映像は斬新でかなりオリジナリティ垂れ流しの映画である事は確かです。

そんなわけで6点です。

劇場で観るにはお手ごろなエンターテイメント映画です。

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