僕はサブいことが無理なのです。
今週は週末も帰れないので金曜の夜くらいはと、ちょっと出かけた。
帰りにガラガラの深夜のラーメン屋で孤独のグルメをしていた。
すると男7、女1のサラリーマングループがやってきて静かな店の空気を占拠した。
飲みの〆だろうか?
その中に一人だけ目を引くイキり男、恐らく俺と同世代くらい。
短髪で揃えた頭髪に色黒で、ガッパーと足を広げて腰掛け前傾で左膝に左手を置き小さな目で話す時に眉を上げる。
明らかにそのテーブルで王様風に振るまい皆に持ち上げられ話を振っては最終的に「俺は・・・」と自分の場合のエピソードに持ち込む。
内容はまるで面白くなかった。
ああ、こういう風にはなりたくないなとしみじみ思っていた。
偉い人間にはなっていいが、偉そうになってはいけない、例え偉くなっても。
そう思ってグループを観ていた。
彼がそのグループでどれほどなのかはわからないが外部から見たら酷くサブいのである。
そんな彼を見ながら、俺は絶対にそうならないようにしようと自分に言い聞かせていた。
そして自分への戒めを早速作っていた。
一、威張った口調を使わない
一、話す時にイチイチ人を指ささない
一、肩で風を切らない
一、大股開きで座らない
一、例え後輩・社員・年下であっても距離感を誤ったタメ口・呼び捨てはしない
一、日焼けサロンには行かない
一、強烈なストライプの入ったスーツを着ない、
一、つま先の尖った革靴は履かない
一、シルバーアクセサリーはしない
一、ごつい腕時計をしない
一、食べる時に音を立てない
一、どう転んでもスカウトマンと間違われる様なファッションはしない
自分の価値観と他者の価値観が大きく開く様なことは極力控えないといけない。
俺なんて人類の最下位を這いつくばる程度の人間、人類のダニ。
病気と戦ってる人、紛争地域で暮らしている人が居る世界で、俺は好きなモノを食べて排泄して眠って起きるだけの生き物である。
偉そうに出来る権利も必要も一切無いのである。
とことん謙虚にとことん控えめに生きねばなるまい。
だってサブいのは無理なんだから。
今週は週末も帰れないので金曜の夜くらいはと、ちょっと出かけた。
帰りにガラガラの深夜のラーメン屋で孤独のグルメをしていた。
すると男7、女1のサラリーマングループがやってきて静かな店の空気を占拠した。
飲みの〆だろうか?
その中に一人だけ目を引くイキり男、恐らく俺と同世代くらい。
短髪で揃えた頭髪に色黒で、ガッパーと足を広げて腰掛け前傾で左膝に左手を置き小さな目で話す時に眉を上げる。
明らかにそのテーブルで王様風に振るまい皆に持ち上げられ話を振っては最終的に「俺は・・・」と自分の場合のエピソードに持ち込む。
内容はまるで面白くなかった。
ああ、こういう風にはなりたくないなとしみじみ思っていた。
偉い人間にはなっていいが、偉そうになってはいけない、例え偉くなっても。
そう思ってグループを観ていた。
彼がそのグループでどれほどなのかはわからないが外部から見たら酷くサブいのである。
そんな彼を見ながら、俺は絶対にそうならないようにしようと自分に言い聞かせていた。
そして自分への戒めを早速作っていた。
一、威張った口調を使わない
一、話す時にイチイチ人を指ささない
一、肩で風を切らない
一、大股開きで座らない
一、例え後輩・社員・年下であっても距離感を誤ったタメ口・呼び捨てはしない
一、日焼けサロンには行かない
一、強烈なストライプの入ったスーツを着ない、
一、つま先の尖った革靴は履かない
一、シルバーアクセサリーはしない
一、ごつい腕時計をしない
一、食べる時に音を立てない
一、どう転んでもスカウトマンと間違われる様なファッションはしない
自分の価値観と他者の価値観が大きく開く様なことは極力控えないといけない。
俺なんて人類の最下位を這いつくばる程度の人間、人類のダニ。
病気と戦ってる人、紛争地域で暮らしている人が居る世界で、俺は好きなモノを食べて排泄して眠って起きるだけの生き物である。
偉そうに出来る権利も必要も一切無いのである。
とことん謙虚にとことん控えめに生きねばなるまい。
だってサブいのは無理なんだから。