スラムドッグ$ミリオネアを観た。
ダニー・ボイル監督です。
インドのムンバイのかなり過酷なスラムで生まれ育った教育を受けていないジャマールがミリオネアであと一問で2000万ルピーを手にするって話。
ミリオネアの問題形式で映画が始まります。
Q、なぜそこまでいけたか?(みたいな)
A,イカサマをした B、天才だった C、幸運だった D、運命だった
(みたいな)
イカサマ疑惑をかけられたジャマールが何故問題に正解できたかを捜査官に説明する回想ムービーです。
(ネタバレ)
兄サリームと弟ジャマールの兄弟は非常に貧しく、不潔なスラムで暮していた。
ある日宗教紛争が起き、母は殺され居住区は燃やされた。
二人は必死に逃げ、その際ラティカと言う見知らぬ女の子も一緒に逃げる。
3人はママンと言う男の施設で暮らす。
いい人かと思いきや孤児を利用して物乞いさせて稼ぐ悪どいマフィア。
歌手にしてやると嘘をつき、歌が上手い子は失明させて同情を買わせる。
ジャマールも失明させられそうになるがママンに信用されていたサリームがママンを裏切りジャマールとラティカを裏切り逃げ出す。
しかしラティカだけ列車に乗れず掴まる。
兄弟はチップで稼ぎながら当てもなく列車で進む。
途中列車から降りた場所でニセの観光ガイドをしてたくましく育つ。
そしてジャマールはラティカに会いたいが為再びムンバイに戻る。サリームも渋々それに付き合う。
そこで何とかラティカを見つけるが、ラティカは未だにママンの元で踊り子として働かされていた。
しかしサリームは何処からか手に入れた拳銃でママンを殺し3人は逃げる。
後に引けなくなったサリームはママンのライバルのマフィアへと入る。
やっと結ばれたと思われたジャマールとラティカだったがサリームがジャマールに銃を向けラティカを連れ去ってしまう。
そして数年が経つ。
ジャマールは兄と再会するが兄はすっかりマフィアの人間になっておりラティカを奪った事でジャマールはとてもうらんでいる。
兄はラティカをもう知らないと言ったが兄を尾行した先のボスの屋敷に居るラティカと再会する。
そしてコックのフリをして忍び込み助けようとするがサリームに見つかり失敗する。
その際ラティカが見ていたミリオネアに出演すればラティカに見てもらえるだろうと出演する。
出題される問題は、映画や宗教やアメリカの金や拳銃やスポーツなど彼が人生で体験した事ばかり。
スラムの者を嫌う司会者はこっそり嘘の答えを教えたりするがそれも回避してラスト一問へ。
生放送なのでここで放送終了で翌日へ続く、その際イカサマ疑惑をかけられ冒頭のシーンへ繋がる。
彼がミラクルを起こしている事、イカサマ疑惑をかけられた事はインド中の話題となり彼は一夜にして有名人になってしまった。
そんな弟を見てサリームは色々悔いて自分を犠牲にしてラティカを逃がし、撃たれて死ぬ。
そしてインド中が見守るラスト問題。
答えが分らずライフラインのテレフォンでラティカにかけるがラティカも分らず勘で答える。
・・・そして見事ミリオネア達成。
わっしょいわっしょいの大騒ぎ。
そして二人は遂に結ばれた。
D、運命だったから と冒頭の問題の答えが最後に出る。
(評価)
かなりいい映画でした。
全く隙が無く、退屈する事無く見れます。
ミリオネアの問題に沿って回想が進んでいく手法もおもしろいです。
基本ベタな恋愛ものと言えばそれなんですが、監督の腕が良いせいか非常におもしろく観れました。
インドのスラムのシーンがイチイチ生々しくて良いです。
世界中にインドを知らしめるいい映画かもしれないです。
もの凄くごちゃごちゃした家並みを子供達が駆け抜ける。
ちょっと鉄コン筋クリートを彷彿しました。
スラムの兄弟が幼いのに誰にも助けてもらえず、アイデアを絞って必死に小銭を手に入れる。
そんな二人の道が分かれていく様は切ないです。
ジャマールの健気な愛もなんか妙な説得力があって良かったです。
結ばれて良かったです。
そんなわけで8点。
ダニー・ボイル監督恐るべしでした。
ダニー・ボイル監督です。
インドのムンバイのかなり過酷なスラムで生まれ育った教育を受けていないジャマールがミリオネアであと一問で2000万ルピーを手にするって話。
ミリオネアの問題形式で映画が始まります。
Q、なぜそこまでいけたか?(みたいな)
A,イカサマをした B、天才だった C、幸運だった D、運命だった
(みたいな)
イカサマ疑惑をかけられたジャマールが何故問題に正解できたかを捜査官に説明する回想ムービーです。
(ネタバレ)
兄サリームと弟ジャマールの兄弟は非常に貧しく、不潔なスラムで暮していた。
ある日宗教紛争が起き、母は殺され居住区は燃やされた。
二人は必死に逃げ、その際ラティカと言う見知らぬ女の子も一緒に逃げる。
3人はママンと言う男の施設で暮らす。
いい人かと思いきや孤児を利用して物乞いさせて稼ぐ悪どいマフィア。
歌手にしてやると嘘をつき、歌が上手い子は失明させて同情を買わせる。
ジャマールも失明させられそうになるがママンに信用されていたサリームがママンを裏切りジャマールとラティカを裏切り逃げ出す。
しかしラティカだけ列車に乗れず掴まる。
兄弟はチップで稼ぎながら当てもなく列車で進む。
途中列車から降りた場所でニセの観光ガイドをしてたくましく育つ。
そしてジャマールはラティカに会いたいが為再びムンバイに戻る。サリームも渋々それに付き合う。
そこで何とかラティカを見つけるが、ラティカは未だにママンの元で踊り子として働かされていた。
しかしサリームは何処からか手に入れた拳銃でママンを殺し3人は逃げる。
後に引けなくなったサリームはママンのライバルのマフィアへと入る。
やっと結ばれたと思われたジャマールとラティカだったがサリームがジャマールに銃を向けラティカを連れ去ってしまう。
そして数年が経つ。
ジャマールは兄と再会するが兄はすっかりマフィアの人間になっておりラティカを奪った事でジャマールはとてもうらんでいる。
兄はラティカをもう知らないと言ったが兄を尾行した先のボスの屋敷に居るラティカと再会する。
そしてコックのフリをして忍び込み助けようとするがサリームに見つかり失敗する。
その際ラティカが見ていたミリオネアに出演すればラティカに見てもらえるだろうと出演する。
出題される問題は、映画や宗教やアメリカの金や拳銃やスポーツなど彼が人生で体験した事ばかり。
スラムの者を嫌う司会者はこっそり嘘の答えを教えたりするがそれも回避してラスト一問へ。
生放送なのでここで放送終了で翌日へ続く、その際イカサマ疑惑をかけられ冒頭のシーンへ繋がる。
彼がミラクルを起こしている事、イカサマ疑惑をかけられた事はインド中の話題となり彼は一夜にして有名人になってしまった。
そんな弟を見てサリームは色々悔いて自分を犠牲にしてラティカを逃がし、撃たれて死ぬ。
そしてインド中が見守るラスト問題。
答えが分らずライフラインのテレフォンでラティカにかけるがラティカも分らず勘で答える。
・・・そして見事ミリオネア達成。
わっしょいわっしょいの大騒ぎ。
そして二人は遂に結ばれた。
D、運命だったから と冒頭の問題の答えが最後に出る。
(評価)
かなりいい映画でした。
全く隙が無く、退屈する事無く見れます。
ミリオネアの問題に沿って回想が進んでいく手法もおもしろいです。
基本ベタな恋愛ものと言えばそれなんですが、監督の腕が良いせいか非常におもしろく観れました。
インドのスラムのシーンがイチイチ生々しくて良いです。
世界中にインドを知らしめるいい映画かもしれないです。
もの凄くごちゃごちゃした家並みを子供達が駆け抜ける。
ちょっと鉄コン筋クリートを彷彿しました。
スラムの兄弟が幼いのに誰にも助けてもらえず、アイデアを絞って必死に小銭を手に入れる。
そんな二人の道が分かれていく様は切ないです。
ジャマールの健気な愛もなんか妙な説得力があって良かったです。
結ばれて良かったです。
そんなわけで8点。
ダニー・ボイル監督恐るべしでした。