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衝撃の実話ベース洋画

2012年09月25日 | 勝手にベスト5
連鎖で今度は外国の映画で考えてみる。
あんまり悩むのもなんなのでパッと思いつくもので。


1、チカチーロ
ロシア初の連続殺人鬼と言われるチカチーロの伝記的なノンフィクション。
長年にわたりロシア全土を渡り歩き52人の女子供を殺害、手口や目的も下劣極まりない。
社会情勢や当時の科学力さまざまな要因が重なり何度か逮捕してるのに起訴できず。
こういう根暗なちょっと精神異常的な陰湿な人は怖いです。
かなり昔に観た映画ですが、とても嫌な気分になる映画だった記憶があります。


2、チェンジリング
僕の大好きなクリント・イーストウッド監督ということで非常に切な面白い高品質な映画でしたが、
こんな突拍子も無い物語がノンフィクションだというので更に驚きでした。
ゴードン・ノースコット事件という事件の被害者クリスティン・コリンズに起きた悲劇が映画のモデルです。
行方不明になった息子が帰ってたと言うが全然別の子供、それを訴えるクリスティン・コリンズをミスを認められない警察は精神病として病院送りに。
とてもストレスの溜まる、しかし悲しすぎるほどの母親の無償の愛に感動する映画です。
ゴードン・ノースコット事件自体も恐ろしく下劣きわまり無いです。
幼い男の子をさらって性のはけ口にして、同じような趣味の人間に有料でレイプさせたり。
挙げ句の果てには子供たちは全部斧で首を切り落とされ殺される。
言葉もありません。


3、フェアゲーム
非常に高品質な映画で個人的にかなりホームランな映画でした。
記憶に新しいイラク戦争の裏で起きていたプレイム事件のノンフィクションです。
時間が経つと大きな事件でも忘れてしまいがちですよね、しかしこういう映画をやってくれる事で忘れなくなります。
元々こんな事件があったなんて知らなかったのでかなり刺激的でした。
イラク戦争を正当化するためにアメリカ政府が卑劣な事をした、それと戦ったジョゼフ・ウィルソン、ヴァレリー・プレイム夫婦のお話。
ニジェールからイラクの動向調査した結果イラクに核兵器は無いと報告したのに大統領を筆頭に政府は核兵器を作ってる、大量破壊兵器を作ってる、と国民を洗脳しようとする。
それを嘘だと実際に調査したジョゼフがテレビなどを通じて活動してるのを煩わしく思ったアメリカ政府がジョゼフを黙らせようと情報部員身分保護法に違反してCIAエージェントの妻ヴァレリーの身分を新聞で公開するというムカつくお話。
様々なスパイ作戦を実行していたヴァレリーはまともな生活すら送れなくなってしまう。
相手が強すぎると泣き寝入りも考えるが諦めず法廷で戦うってお話。
ブッシュ政権の卑劣さ、当時のアメリカの堕落は忘れちゃいけないと思うのです。


4、ブラックホーク・ダウン
ソマリア紛争に介入したアメリカの無残な敗戦を描いた映画です。
リドリー・スコットだけあって戦闘シーンの怖さ、緊迫感、グロさもなかなかのもんです。
現在も続くソマリア紛争ですけど、世界情勢の難しさに悩まされる映画です。
こんなに狭い地球上ですら人間ってこんなに分かり合えないものなんですね。


5、ボーイズ・ドント・クライ
これも実話に結構忠実だとか。
性同一性障害の見た目は男だが実は女性の人間、最初は上手くやってたけど女である事がバレた途端酷い差別や恥辱を受けるように・・・。
これは切なくて観た当時酷く凹み嫌な気持ちになった記憶があります。
このヒラリー・スワンクの演技はたしかに賞レースに値する見事なものでした。
最初は本物のそれ系の人なのかしら?と思ったほど。
ってか未だにヒラリー・スワンク見るとこの映画のイメージがオーバーラップします。


ぱっと思いついたのは上記の様なものです。
世界にはもっと凄い物語が隠れているのでしょうね。

実際の事件は知っておかないといけないなと思います。
フェアゲームみたいな映画がもっと沢山観たいのです。

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