メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

インサイド・ヘッド

2015年07月20日 | 映画
インサイド・ヘッド を観た。

いつでも笑っていたいのに、なぜカナシミは必要なの?
11才の女の子、ライリーの頭の中に存在する5つの感情たち---ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミ。
彼らは、ライリーを幸せにするために奮闘の日々。
だが、ライリーを悲しませることしかできないカナシミの役割だけは、大きな謎に包まれていた…。
そんなある日、見知らぬ街への引っ越しをきっかけに不安定になったライリーの心が、感情たちにも大事件を巻き起こす。
頭の中の“司令部”からヨロコビとカナシミが放り出され、ライリーは2つの感情を失ってしまったのだ!
このままでは、ライリーの心が壊れてしまう!
果たして感情たちは、ライリーの危機を救うことができるのだろうか?
そして、カナシミに隠された、驚くべき<秘密>とは…?

って話。


僕が弱そうな感じの映画だな・・・
と期待値が高かったので初日に観に行きました。

Pixarにはよく泣かされるんですよね。

予告編から気になってたことですが、
脳内ポイズンベリーとかぶってません?
というのが一つ。

もっと予告編から気になってことですが、
脳内の5人は、ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリ。
ん?イカリとムカムカってかぶってません?
というのがもう一つです。

ゴレンジャイで言うところの、ゆずレンジャイとゆず。
女子ーズで言うところの、ブルーとネイビー。
日本でのコレは完全なるボケですよね。
シュールな類の。

そういうのを想像してしまうのでずっとうっすら笑いでした。
佐藤二朗が声優で参加してたのもそれを助長させました。

肝心の物語は期待ほどじゃなかったかもです。

とにかくカナシミがどん臭すぎてやっては駄目を繰り返しやって、
失敗を繰り返してとんでも無いことになってしまうの連続です。

まあ苦手な馬鹿が馬鹿をすることで物語が転がる系の作品ですが、
まあ子供向け大前提なので腹が立つことは無かったです。

でも流石のPixar映画、最後はカナシミがもちろんキーとなってちゃんと感動に持っていきます。

人間の成長、家族の絆を、
心の中にいる妖精のような生き物たちがコントロールしているというファンタジーは良い目の付け所かも。
僕が子供の頃ってこの手の設定が非常に多かった様に思います。
体の中や、頭の中で小人たちが働いていて、
そういう生き物が本当に居ると信じているお友達も多かったです。

悪くは無いけど突き抜けた面白さや痛快さや感動は無かったですね。
でもテイストはいいと思うし、ライリーは可愛かったし。
ライリーの可愛さはとかくたまらなかったです。

まあ言うてもほんのり泣きました。

Pixar作品の中では今までで一番スモールな出来だったと思います。


そんなわけで5点です。


Pixarにはもう少し頑張って欲しいですね。

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