メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

東北バイク旅 その2

2013年09月24日 | 魂の旅立ち
カプセルホテルなのに朝食付きでなかなかいい感じ。
あまちゃんを観て朝食を食ってチェックアウト時間ギリギリまで休んで出発。

海沿いを北に走る。
想像してた通りだが、震災の傷跡が徐々に見える風景になっていく。
だんだん精神的にも来るものがあった。

そして原発周辺、立入禁止区域まで行く。

当然止められそこの若い警察さんたちと少し喋る。
迂回道路の地図をもらう。
コレが想像を大きく上回るほど迂回させられる。
福島って結構でかいし山道だらけでしんどい。

立入禁止区域付近はホント広い範囲にわたってゴーストタウンになっていてなかなか衝撃的な風景だった。
何処へ行ってもゴーストタウンで世界が滅びたような雰囲気だった。

コンビニ休憩な旅路、ローソンのLチキを食う。
この後ひどく体調不良になり、本日の食事は結局コレだけ。

地図を観ると余裕に見えても想像以上にアップダウンが激しく、完全なる山道で。
南相馬で海沿いに戻り再び北上。

暑い寒いを繰り返したせいか、持病の激しい偏頭痛が始まり走りながら意識を失いそうになりかなり怖かった。
街道沿いのコンビニの広い駐車場にバイクを止めバイクの上で寝た。
バイクの上で寝る技術を身につけたのは収穫だった。

しかしどうしても意識が朦朧で数分走る度にコンビニで休まねばならないほど体調不良でヤバかった。
本当に帰りたくなった。
人生でもかなり上位に入る危機的状況だった・・・。

そんな行動を繰り返し繰り返し泣きそうになりながら何とか仙台まで辿り着いた。
あと少しあと少しと言い聞かせながら。
東北は距離感が関東より全然長くて心は何度も折れそうだった。

昭和な古いカプセルホテルに宿泊。

絶望的な気分を長いこと抱えていたが本日も何とか宿に辿り着けて良かった。
こんなにホッとした睡眠もそうそう無いであろう。

その日眠る布団が確保されていないだけで暮らしはとてもつらくなるものなのだ。

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