突発でこそ人生はハッピーになる

先日知人の店で軽く飲んで、それですぐに帰った。
ほんのり酔いの帰り道、ちょっと悶々とした感情に覆われていた。
友達夫婦を駄目もとで、というか殆ど冷やかしでカラオケに誘ってみる。

当然断ってくると思ったらなんと乗ってきてくれた。

慣れない場所で待ち合わせして、
車で迎えに来てくれてカラオケに行き、
結局フリータイムで朝の5時まで遊んだ。

何かアットホームな空気感で、
自分の思うように歌も歌って、
病んでいた心も少し癒された。

人間、予定はいくらでも作れる。
カレンダーを見つめていくらでも、
生きていることを前提にすれば何年先の予定だって細かく作れる。
しかしそれは体の予定である。

心の予定を作るのは不可能に近い。
僕の場合特にそうである。

明日の僕が喜びの中に居るのか？
絶望の中にいるのか？
それすらわからない。

それがわからないウチに体の予定は立てなければならないので、
時にその差から生まれる摩擦にひどく苦しむ。

なので突発的に、
心に沿った行動をとろうとしたときに、
付き合ってくれる友達が居たとき、
僕は幸福だと思うのです。

そうやってなんとか生き延びて来たんじゃないだろうか？
と思うのです。

心の予定なんて立てられないんです。