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暗殺教室〜卒業編〜

2016年04月06日 | 思想
暗殺教室〜卒業編〜
を観ました。


前作の続きです。
学園祭を利用して殺せんせーを暗殺しようとしたりする3-Eの生徒たちだが、徐々に心境が変わってくる。
そして殺せんせーの過去を知り皆で殺せんせーを助けようと行動する。
殺せんせーを殺そうとする防衛省と対抗しながら殺せんせーを救うため戦う3-Eの生徒たち。


羽住英一郎監督です。
日本の大作系映画監督では最も評価している監督の一人です。

前作はかなり低い期待値で観に行き予想外に面白かったので後編も勿論観に行きました。

前編はかなりの詰め込みボリューム感がありましたが、後編は更に詰め込んだ感じでした。
原作を知りませんが、結構なエピソードを入れてるのでは無いでしょうか。

なのでテンポも速めで内容が濃くていい感じです。

殺せんせーの過去のシーン。
二宮和也と桐谷美玲が演じていますがかなりいい感じでほのぼのしたし感動したし。

そして殺せんせーと3-Eの生徒たちの絆が結構泣けるのですよ。
学園モノもここまで進化したか!って印象です。
古くから日本ドラマの王道で様々なタイプの学園モノ、教師モノは描かれていましたが。
確かにここまで斬新な学園モノ、教師モノは無いですね。
僕は繰り返しより前進を好むのでこういう斬新な設定、物語は好きです。
クオリティが良かったのが前提ですが。
とことん斬新などんでん返し言動しかしない殺せんせー。
このキャラ設定によりとことん過去の学園モノと被らないテイストになっています。

殺せんせー自身が自分を殺すための企画を作り3-Eの教師になり。
自分がターゲットになることで生徒たちの暗殺能力を引き出していく。
ちょっとネタバレですが、暗殺能力は強さ賢さ人間力と様々な要素を必要とするので生徒たちを成長させる。
ラストには生徒たちが1年間のウチに鍛えられた暗殺能力をそれぞれが駆使して
殺せんせーを助けようと軍隊と戦うのですが、なんだかもう泣きそうでした。

その後のクライマックスも流石の羽住英一郎クオリティでかなり壮大な雰囲気で感動でした。
こんな映画で危うく泣くところでした。

山田涼介は元々苦手と思ってましたがこの映画で克服した気がします。
可愛いキャラを演じててちょっとオカマみたいですがハンサムだし演技も悪く無いです。

菅田将暉は今となってはコレでは役不足な感じはありますが、やはり天性の役者で非常にカッコ良かったです。

僕の好きな山本舞香は今作でもやはり可愛くて、今のところ見るたびに好きになっていきます。
今後の活躍に期待します。

二宮和也って苦手意識あって、この人が出ている作品で高評価があまり無かったですが、
今作で改めて演技力あるなーと認識しました。

桐谷美玲も似た感じです。

ところで竹富聖花って子が桐谷美玲と結構似た系統の顔だなと思ってましたが、
この子ではなく山本舞香が実は桐谷美玲の妹役でした。

なんだか全体的に非常に完成度が高く綺麗にまとまっていていい作品でした。
学園モノの進化を観た気がします。
子供たちの成長、遠回しな先生の教え、コレ本格派学園モノですね。

ちょっと原作が気になります。


そんなわけで8点です。

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