メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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ST赤と白の捜査ファイル

2015年01月13日 | 映画
ST赤と白の捜査ファイル を観た。

天才ハッカーによる囚人の脱獄事件が勃発。
だが、犯人・鏑木徹(ユースケ・サンタマリア)は焼死体として発見された。
殺人の容疑者として逮捕されたのは、警視庁科学特捜班STのリーダー・赤城左門(藤原竜也)だった。
罪を認めた赤城は、その理由を「鏑木は許しがたいことをした」と言う。
許しがたいこととはいったい何なのか?その真意がわからないまま、リーダー不在でSTは解散することに・・・。
だが、赤城は拘置所から脱走。
警察は追跡に青山(志田未来)・結城(芦名星)・黒崎(窪田正孝)・山吹(三宅弘城)、つまりSTメンバーを招集。
皮肉にも、STは赤城を捕まえるために特別復活することに。
最高のチームが最大の敵になった瞬間だった。
赤城vsSTの逃走劇が始まる。
異動を2日後に控えたSTの責任者・百合根友久(岡田将生)も、赤城の無実を信じ、捜査に参加、事件の鍵を探り当てる。
それは、「フギン」という感染したコンピューターから情報を抜き取るサイバー暴走ウイルスだった。
事情を知る謎の女・堂島菜緒美(安達祐実)に行き着くが、ひと足早く何者かによって誘拐されてしまう。
取り残された菜緒美の娘・椿(鈴木梨央)と行動を共にする百合根。
そこへ赤城が現れて・・・。
張り巡らされた警察の包囲網の中、事件を追うことになったバディ。
百合根は赤城の真実を知ることができるのか?
そして、複雑に絡み合う難事件の鍵は、すべて解けてしまうのか・・・!?

って話。


人気ドラマSTの映画化です。
大好きなドラマです。

ドラマの最終回で匂わせていた部分の物語です。

相変わらずかなり面白くて痛快でした!

僕の好きな馬鹿向けの説明もなく、
ハイテンポに核心ばかりつくやり取りの連続です。

藤原竜也の演じる赤城のキャラ素晴らしいですね。
対人恐怖症で初対面の人と話せないのに、
超プライド高くて高圧的で超俺様主義で身勝手で自己中心的で。

早口で自分の考えを話して語尾に「反論は聞かない!」を付けるのが痛快でした。
キャラ設定に僕と通づるものを感じてかなり好感度持てるんですよね。

それに対してあまり優秀じゃない実直な岡田将生演じるキャップのキャラのコントラストが素晴らしいです。

赤城以外のSTメンバーもキャラ濃いし凄い能力の持ち主で実に痛快で面白い。
窪田正孝とか林遣都とか志田未来とか何気に映画向けな役者が多くて、
こう観ると元々映画のためのドラマだったような気もします。

ところで窪田正孝はかなりかっこいいですよね。
ぼちぼち結婚したい男の上位に来そうですね。

いつもながら普通のドラマ・映画なら1時間かけるようなトリックを、
赤城とかは5秒位で答えだしてしまうのがイチイチ痛快、斬新なドラマですね。
そこに「こんなトリックもわからないのか!俺は1秒で分かった!」と付け加えるのが痛快ですね。

普通のドラマだと時間をかけるトリック部分は赤城が数分で解いて、
その次の謎や赤城の謎の行動の真相を探るのに時間を使います。
何も言わず手錠を掛けてその鍵を海におもいっきり投げるのは笑ってしまいました。

物語も結構入り組んでいますが、
結局は不器用な愛が赤城のむちゃくちゃな行動の要因という、
何層にも重なる物語の見事な起承転結でした。

コメディ要素も相変わらず素晴らしくて、
結構笑ってしまいました。


そんなわけで8点です。


これは続けてほしいシリーズですね。

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