メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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モノづくり

2014年02月05日 | ボクヲサガシテル
この世界は例えば水圧みたいなものだな、
ってイメージを抱いている。

例えば人間も世の中も水風船みたいなもんで、
どこかに穴を空けるとそこから勢い良く水を出せる。
沢山穴を空けると一個一個の水の勢いは弱まる。

そして厄介なことは、
相反する位置にしか空けられない穴がある。
そっちを空けるとこっちの穴は弱まるしか無い。
そんな位置関係にある要素が多い。

典型だが、
モノづくりって何かを失う作業であると思う。
人間からしか生まれないから。
その人間の中身を吐き出す以外に生まれようが無い。

こういう作業にはインプットが必要で、
無駄なアウトプットを避けないといけない。

自分の幼いころはとてもコミュニケーションが苦手で、
大人が怖くて、
小学校の頃でも先生などに話しかけられるのも嫌で、
まともに話せなかった。

その分、想像力は無限だった気がする。
かなり妄想の世界で生きていた。

徐々に人慣れして、
喋りも達者になるにつれて、
妄想世界の深さが浅くなっていった。

人を避けてこもらないと、
その辺の能力を育てられないんだな、
ってことにようやく気付き始めている。

どこかの穴は塞がなければいけない。
何でもかんでも行動すればいいというわけでは無い。
人によっては行動しないことにも大きな意味がある。

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