メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

ガッチャマン

2013年08月27日 | 映画
ガッチャマン を観た。


21世紀の初め、謎の侵略者キャラクターによって僅か17日間で地球の半分は壊滅状態になった。
人類絶滅を回避するためにISOという組織は最後の望みの計画を実行した。
それは石と呼ばれる結晶体の力を引き出せれる800万人に1人の適合者を見つけること。
そしてその適合者を施設に収容して訓練して特殊エージェントに育てること。
彼らは科学忍者隊ガッチャマンと呼ばれる。
リーダーの健(松坂桃李)、紅一点のジュン(剛力彩芽)、ジュンの弟、頭脳派な甚平(濱田龍臣)、心優しき怪力の竜(鈴木亮平)。
そこにヨーロッパで活動していた健の幼馴染ジョー(綾野剛)が加わる。
ある日キャラクターのNo.2イリヤ(中村獅童)がベルクカッツェとの覇権争いに破れISOに亡命してくる。
しかしそれは罠でISO、人類共に最大のピンチを迎える。


って話。


近年よく見かける有名な昭和アニメの実写映画化です。
あまり評価したことが無い佐藤東弥監督です。

今旬な俳優陣で大掛かりなCGでハリウッド憧れの強い作品でした。
凄いスピードで街を飛び回るシーン、完全にスパイダーマンの劣化版ですけど。
まあいいでしょう。

とにかくCGは頑張ってましたね。
頑張ってたと感じるだけあって、クオリティは決して高くないです。

そして物語、演出は・・・かなりお粗末ですねぇ。
観るのが苦痛になるレベルでしたねぇ。
子供向けなのか?大人向けなのか?
どっちも楽しめない様な絶妙な位置を付いてきてる感じです。

読みやすい展開にくどい演出。
盛り上がってないのにしつこい格闘。
怪我してからも戦闘力に変化が無いし。

それなりにどんでん返しはありますが、
とにかくその引っ張りがしつこく、
人類が滅ぶか?どうか?の戦いに、滅ぼそうとする相手に説得で挑むような茶番です。

大々的に宣伝してしまっただけに、
松坂桃李、綾野剛、剛力彩芽辺りはちょっと経歴を汚したかもしれませんね。


そんなわけで3点ですね。


冒頭に何故かシュールなアニメが流れます。
それはかなり面白かったです。
荒井注のカラオケ屋ネタなど、俺くらいしかわからんやろ!みたいなネタもあって笑えました。
つまりその冒頭がピークでした。
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