前節でマリノスが大手をかけた。
ホーム最終節で優勝を决められるかもしれない。
そんなわけでこの一週間非常にそわそわした日々を過ごした。
例年通り日産スタジアムへ。
前売りの売れ行きがすごかったので予想はしていたが物凄い人の入り。
キックオフ一時間前なのにもう自由席の確保すらかなり困難。
ドキドキして新横浜に向かったがあまりの混雑に普通にイライラしてしまいかなりのストレスだった。
その御蔭で試合へのドキドキ感は大分無くなった。
飲み物も食べ物も買えない有り様。
こんなに苦労したのだから勝ってくれなければ許せない!という気持ちでいっぱいだった。
この日の観衆は6万2千人を超えていた。
僕のJリーグ観戦史で最も人が入った試合となった。
そんなわけで横浜F・マリノス対アルビレックス新潟の試合はキックオフ。
試合開始後、両チームの激しいプレス合戦。
どちらも引かないが新潟が徐々に優勢になっていく。
効率よく思い切りよくマリノスの中盤にボールが入ると激しくプレスをかけていた。
得てしてそういう展開だとルーズボールも新潟に流れる。
10分くらい経ったあたりからは完全なる新潟ペースとなってしまった。
マリノスも効率よくサイドに追い込んでいたが新潟の選手は技術もありボールを失わなかった。
そして効率よくドゥトラの裏へ何本もパスを出して走らせていた。
マリノスは両サイドバックがあまり連携するタイプじゃないのでいつも通り孤立しがちであまり無い個人技でなんとかせざるを得ない展開だった。
それでも首位だけあってマリノスも何度か決定的なチャンスは作っていた。
サイドに開いた斉藤へ何度もロングパスを狙い通ればそこを起点に攻撃。
プレスを受けてもボールを失わない俊輔、プレスを受けても正確なロングパスを蹴る俊輔がなんとか主導権を取り戻そうとしていた。
新潟はプレスから力づくで押し込み、川又が決定的なプレーをするオーラを出していた。
川又のマークについたのが中澤だったが、正直面白いように突破されていた。
ここは完全にミスマッチになっていた。
マリノスはセットプレーも多くどこかで点が入ってもおかしくない雰囲気はあった。
しかし後半、逆に新潟のセットプレーから川又がゴール。
現場で見てた限りでは栗原がファーから中に折り返すという信じられないようなミスに見えた。
マリノスは反撃しようという熱い気持ちはふんだんに感じた。
しかし新潟のプレスは終盤まで止まらなかった。
途中、鈴木武蔵が入ったあたりで川又のマークが栗原に変わる。
コレ以降栗原は子供を扱うかのように川又を抑えていた。
しかし終了間際、綺麗なカウンターから鈴木武蔵に决められ万事休す。
観客も一気に帰り始めた。
結局このまま試合終了。
新潟の強さだけが際立った試合だった。
勝ちようが無いのでは?と思わされるほどハードなサッカーだった。
個々のスキルも高かった。
聞けば後半戦だけを見れば新潟が首位なんだってね。
2ステージ制ならばマリノスの年間優勝と新潟のステージ優勝、両方の優勝がかかった試合になっていたかもだそうな。
ややこしくなるね。
ひょっとしたらこの大観衆の日産スタジアムでシャーレを掲げるマリノス選手を見れるかも知れない、盛大な優勝セレモニーが見れるかもしれない。
このシチュエーションで優勝を決めたらJリーグ史のハイライトになるかも知れなかった最高の条件だった。
そんな風にワクワクしていたので落胆は凄まじいものがあった。
しかしマリノスサポーターは試合後もチャントを続け選手たちを鼓舞していた。
最終節だったのでマリノス選手が場内を一周したのだが、
感動的だったのは、新潟サポーターが落胆するマリノス選手たちを讃え大勢が拍手をしてくれていたことだった。
なんかマナーと人が良さそうなイメージが強い新潟サポーターだが、コレでますます好きになった。
優勝をかけて戦い、試合内容もそれなりに白熱したものだっただけに認めてもらえたのかも知れない。
率直な感想
新潟は強い。オシムサッカーの様だ。
主審が若干新潟寄りだったのが気になった。
さすがの温厚なマリノスのベテラン陣も自分たちのファールが取ってもらえず新潟のファールが取られるので怒っていた。
考え過ぎかも知れないが、なんとか優勝を最終節まで引っ張れ!という裏の力が働いているのでは?と想像してしまった。
中村俊輔が無茶苦茶凄い。
この試合の激しいプレスの中でもボールキープ。
そこに蹴るか!なパスをイチイチつなげる。
ロングボール精度が凄い。
惜しいFKも蹴った。
どこを見ても俊輔が居た。
守備時の運動量も凄かった。
ヘディングで必死に競っていた。
多くの評論家が言うように確かに今がキャリアハイかも知れない。
ファンタジック要素だけ見れば若いころのがあったが、トータルフットボーラーとしては今の俊輔は凄い。
コレでマリノスの優勝は厳しいものとなったが、贔屓目なしにMVPは俊輔にすべきだと思わされるパフォーマンスだった。
ホーム最終節で優勝を决められるかもしれない。
そんなわけでこの一週間非常にそわそわした日々を過ごした。
例年通り日産スタジアムへ。
前売りの売れ行きがすごかったので予想はしていたが物凄い人の入り。
キックオフ一時間前なのにもう自由席の確保すらかなり困難。
ドキドキして新横浜に向かったがあまりの混雑に普通にイライラしてしまいかなりのストレスだった。
その御蔭で試合へのドキドキ感は大分無くなった。
飲み物も食べ物も買えない有り様。
こんなに苦労したのだから勝ってくれなければ許せない!という気持ちでいっぱいだった。
この日の観衆は6万2千人を超えていた。
僕のJリーグ観戦史で最も人が入った試合となった。
そんなわけで横浜F・マリノス対アルビレックス新潟の試合はキックオフ。
試合開始後、両チームの激しいプレス合戦。
どちらも引かないが新潟が徐々に優勢になっていく。
効率よく思い切りよくマリノスの中盤にボールが入ると激しくプレスをかけていた。
得てしてそういう展開だとルーズボールも新潟に流れる。
10分くらい経ったあたりからは完全なる新潟ペースとなってしまった。
マリノスも効率よくサイドに追い込んでいたが新潟の選手は技術もありボールを失わなかった。
そして効率よくドゥトラの裏へ何本もパスを出して走らせていた。
マリノスは両サイドバックがあまり連携するタイプじゃないのでいつも通り孤立しがちであまり無い個人技でなんとかせざるを得ない展開だった。
それでも首位だけあってマリノスも何度か決定的なチャンスは作っていた。
サイドに開いた斉藤へ何度もロングパスを狙い通ればそこを起点に攻撃。
プレスを受けてもボールを失わない俊輔、プレスを受けても正確なロングパスを蹴る俊輔がなんとか主導権を取り戻そうとしていた。
新潟はプレスから力づくで押し込み、川又が決定的なプレーをするオーラを出していた。
川又のマークについたのが中澤だったが、正直面白いように突破されていた。
ここは完全にミスマッチになっていた。
マリノスはセットプレーも多くどこかで点が入ってもおかしくない雰囲気はあった。
しかし後半、逆に新潟のセットプレーから川又がゴール。
現場で見てた限りでは栗原がファーから中に折り返すという信じられないようなミスに見えた。
マリノスは反撃しようという熱い気持ちはふんだんに感じた。
しかし新潟のプレスは終盤まで止まらなかった。
途中、鈴木武蔵が入ったあたりで川又のマークが栗原に変わる。
コレ以降栗原は子供を扱うかのように川又を抑えていた。
しかし終了間際、綺麗なカウンターから鈴木武蔵に决められ万事休す。
観客も一気に帰り始めた。
結局このまま試合終了。
新潟の強さだけが際立った試合だった。
勝ちようが無いのでは?と思わされるほどハードなサッカーだった。
個々のスキルも高かった。
聞けば後半戦だけを見れば新潟が首位なんだってね。
2ステージ制ならばマリノスの年間優勝と新潟のステージ優勝、両方の優勝がかかった試合になっていたかもだそうな。
ややこしくなるね。
ひょっとしたらこの大観衆の日産スタジアムでシャーレを掲げるマリノス選手を見れるかも知れない、盛大な優勝セレモニーが見れるかもしれない。
このシチュエーションで優勝を決めたらJリーグ史のハイライトになるかも知れなかった最高の条件だった。
そんな風にワクワクしていたので落胆は凄まじいものがあった。
しかしマリノスサポーターは試合後もチャントを続け選手たちを鼓舞していた。
最終節だったのでマリノス選手が場内を一周したのだが、
感動的だったのは、新潟サポーターが落胆するマリノス選手たちを讃え大勢が拍手をしてくれていたことだった。
なんかマナーと人が良さそうなイメージが強い新潟サポーターだが、コレでますます好きになった。
優勝をかけて戦い、試合内容もそれなりに白熱したものだっただけに認めてもらえたのかも知れない。
率直な感想
新潟は強い。オシムサッカーの様だ。
主審が若干新潟寄りだったのが気になった。
さすがの温厚なマリノスのベテラン陣も自分たちのファールが取ってもらえず新潟のファールが取られるので怒っていた。
考え過ぎかも知れないが、なんとか優勝を最終節まで引っ張れ!という裏の力が働いているのでは?と想像してしまった。
中村俊輔が無茶苦茶凄い。
この試合の激しいプレスの中でもボールキープ。
そこに蹴るか!なパスをイチイチつなげる。
ロングボール精度が凄い。
惜しいFKも蹴った。
どこを見ても俊輔が居た。
守備時の運動量も凄かった。
ヘディングで必死に競っていた。
多くの評論家が言うように確かに今がキャリアハイかも知れない。
ファンタジック要素だけ見れば若いころのがあったが、トータルフットボーラーとしては今の俊輔は凄い。
コレでマリノスの優勝は厳しいものとなったが、贔屓目なしにMVPは俊輔にすべきだと思わされるパフォーマンスだった。