メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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アサシン クリード

2017年03月17日 | 映画
アサシン クリード
を観ました。


人間の自由意思をコントロールする秘密が隠されているとされる“エデンの果実”を巡り、「テンプル騎士団」と「アサシン教団」の間では、長年争いが繰り広げられてきた。
カラムは遺伝子操作によって、DNAに眠る祖先の記憶を追体験することに・・・。カラムは自分の祖先がアサシン教団の伝説のアサシンだったことを知る。
“エデンの果実”の秘密を求めるカラムは、自分の遺伝子に隠された<禁断の秘密>を知ることになる…。


ジャスティン・カーゼル監督作品です。
なかなかアーティスティックな作風ですが、今までさほど評価してない監督作品です。
マクベスの時と同じく主演がマイケル・ファスベンダーでヒロインがマリオン・コティヤールでした。

元々はゲームでしょうか。
ゲームに同じタイトルがあるのは知っていますが、やったことが無いのでどこまでベースになっているかはわかりません。

死刑囚が実験台になるようなパターンです。
最初は混乱しながら実験台にされますが、終盤はかなりこなれたアサシンになってました。

ゲームの設定は知りませんが、特殊処置で記憶を遡り記憶の中で戦う設定自体がイマイチピンと来ませんでした。
コレは普通に昔のスペインを舞台にした格闘アクションじゃ駄目だったのだろうか?という気持ちもありました。
記憶の中で鍵となるアイテムを探しますが、コレも結構あるあるなSF設定ですね。

映像はかなり高品質で飛ぶような感覚を多々感じられて気持ちいいです。
主観的なシーンも多く没入し易いです。
アクロバティックなアクションも非常にカッコよくて見応えありました。
ストーリーや作品全体のテイストは暗い感じでジャスティン・カーゼル作品らしくて良かったです。

マイケル・ファスベンダーは正直あまり好みでは無いので今作も可もなく不可もなくな感じです。
もっとアクション感出る役者でも良かった気はします。
ただアクション以外のアサシンの雰囲気は良いオーラ出てました。

マリオン・コティヤールは相変わらず美しくて見るたびに好きになりますね。
登場シーンだけでドキッとするような素晴らしい魅力があります。
アーティスティックな作品から娯楽アクションまで上質にこなします。

最近ちょいちょい見かけるジェレミー・アイアンズは今作でも良い存在感でした。
その佇まいだけでなかなかの説得力を出しますね。

思ったより上質なアクションで劇場鑑賞するにはなかなかいい映画でした。
終わり方的にも続編があっても大丈夫そうな作品でした。


そんなわけで7点。

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