メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

バスの揺れ方で人生の意味が 解かった日曜日

2010年09月12日 | ボクヲサガシテル
何となくバス停に立ってみて
何となく来たバスに乗ってみる

なるべく街から離れていく方の道をゆく
窓の外の風景が田舎になっていく

照りつける太陽に陰を作る車内
乗客も徐々に減っていく

終点の操車場で降りる
激しく蝉が鳴いている

少し歩いた所にあるコンビニでアイスを買って日陰で食べた

しばらく佇んで
再びバスに乗って帰る

こんなのがいいじゃないか
すごくいいじゃないか

とてもリアルに絵を描いてしまえば
それはもう現実と区別がつかないのだよ

どう過ごしても
夕暮れにはカラスに鳴かれてしまうのです
そして遠い日を思い出すのです

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