シグナル を観た。
MIT(マサチューセッツ工科大学)に通う3人の大学生、ニック(ブレイトン・スウェイツ)、ヘイリー(オリビア・クック)、ジョナ(ボー・ナップ)。
ヘイリーが1年間の予定で別のところに住むことに決めたため、彼女に夢中のボーイフレンドニックと友達のジョナは、 国を横断する彼女の引っ越しを手伝うことになる。
しかし彼らの南西部を横断する旅は、遠回りをすることになる。
MITのコンピューターをハッキングして、セキュリティーの危険性を暴いた謎のハッカー“ノーマッド”の追跡を受けたからだ。
「動揺しているか?」“ノーマッド”から届く謎のメッセージ。
ニックとジョナは、この“ノーマッド”の関心を引いてしまっていた。
しかし彼らもまた“ノーマッド”に興味を抱いていく。
そしてその追跡は過激さを増していき、オンライン上では不穏な挑発が繰り返される。
やがて3人は、GPSで“ノーマッド”の居場所を突き止めたが、そこは廃墟だった。
中を捜索するニックとジョナだったが、 ヘイリーの叫び声が聞こえて、急いで外に飛び出す。
ヘイリーは何者かによって宙高く吹き飛ばされ、突然、何もかもが暗闇に消えた。
彼らもまた何ものかによって拉致されてしまったのだった。
ニックが意識を取り戻すと、そこは四方を白い壁でおおわれた部屋だった。
ここは何処なのか? 彼に残されている唯一の手がかりは、今、自分を執拗に尋問している男、ドクター・ウォーレス・デイモン(ローレンス・フィッシュバーン)だけだ。
ニックたちは政府の隔離施設に監禁されており、このデイモンから、「何か」に接触したことで感染が疑われ、隔離されていることが告げられる。
しかしデイモンの声からは、ニックの安全に対する気遣いが感じられ、ニックの現実感を推し量ろうとしている。
ウィットに富んだやりとりをしながらも、実験や検査が繰り返される日々。
そうしたなかで昏睡状態のヘイリー、別の部屋に隔離されているジョナを続けて発見し、何とかニックは脱出を試みる。
そして3人はどうにか施設外へと逃げ出すが、デイモンらが追い詰めていく。
追ってくる研究員たちによって窮地に立たされた時、ニックたちに思いもよらない力が発動する...。
って話。
ウィリアム・ユーバンク監督作品です。
何か予告編があまりに謎めいていたのでちょっと気になっていたので観てみました。
なかなかの衝撃、なかなかの度肝抜き系の映画でした。
予告編にウソは無しですね。
冒頭から、
「あれ?コレ何の映画だっけ?」
と思わされるような、
ミニシアター系のハイセンスムービーみたいな叙情的で美しいテイストの映像でした。
何か青春ロードムービーだったのかな?
って気分で観ていました。
しかし足の不自由な主人公は彼女との恋愛問題に悩みつつも、
彼らの端末をハッキングしてくる謎のハッカーの住所を突き止めたのでそこを目指す。
その辺から徐々にテイストが変わってくる。
突然ホラータッチになったりSFになったり。
そうなったらもうそこからはかなり難解な展開です。
一昔前はよく見かけたような、意味不明なSFです。
ただ結構気分の良い難解さですね。
どういう状況?どういう環境?
なQuestionマークは抱き続けなければいけないです。
主役のブレントン・スウェイツはなかなか良かったし、
恋人役のオリヴィア・クックも可愛くて良かったです。
中盤からずっとわけわからないけテイストですけど、
ラストは突如衝撃的な展開に・・・。
とかく突然能力を発揮するクライマックスは度肝抜く展開でした。
で、更に混沌のラストシーンでした。
まあ意味不明でしたけど、凄い映画でしたた。
作り手の意味ははっきりわからないですが、
すごい映画ということはわかりました。
映画もハイブリッドの時代になったのだなと思わされました。
ハイセンス系青春ロードムービーのテイストで謎めいたSFを描くみたいな。
映画好きには評価を得そうですけど、
一般人が観るには難解すぎるかも知れないです。
前の座席のカップルが上映後すぐに、
「意味わからないんだけど」と不満のように言っていました。
そんな感じの映画です。
そんなわけで6点です。
何か新しい映画史の片鱗を観たような気持ちでした。
MIT(マサチューセッツ工科大学)に通う3人の大学生、ニック(ブレイトン・スウェイツ)、ヘイリー(オリビア・クック)、ジョナ(ボー・ナップ)。
ヘイリーが1年間の予定で別のところに住むことに決めたため、彼女に夢中のボーイフレンドニックと友達のジョナは、 国を横断する彼女の引っ越しを手伝うことになる。
しかし彼らの南西部を横断する旅は、遠回りをすることになる。
MITのコンピューターをハッキングして、セキュリティーの危険性を暴いた謎のハッカー“ノーマッド”の追跡を受けたからだ。
「動揺しているか?」“ノーマッド”から届く謎のメッセージ。
ニックとジョナは、この“ノーマッド”の関心を引いてしまっていた。
しかし彼らもまた“ノーマッド”に興味を抱いていく。
そしてその追跡は過激さを増していき、オンライン上では不穏な挑発が繰り返される。
やがて3人は、GPSで“ノーマッド”の居場所を突き止めたが、そこは廃墟だった。
中を捜索するニックとジョナだったが、 ヘイリーの叫び声が聞こえて、急いで外に飛び出す。
ヘイリーは何者かによって宙高く吹き飛ばされ、突然、何もかもが暗闇に消えた。
彼らもまた何ものかによって拉致されてしまったのだった。
ニックが意識を取り戻すと、そこは四方を白い壁でおおわれた部屋だった。
ここは何処なのか? 彼に残されている唯一の手がかりは、今、自分を執拗に尋問している男、ドクター・ウォーレス・デイモン(ローレンス・フィッシュバーン)だけだ。
ニックたちは政府の隔離施設に監禁されており、このデイモンから、「何か」に接触したことで感染が疑われ、隔離されていることが告げられる。
しかしデイモンの声からは、ニックの安全に対する気遣いが感じられ、ニックの現実感を推し量ろうとしている。
ウィットに富んだやりとりをしながらも、実験や検査が繰り返される日々。
そうしたなかで昏睡状態のヘイリー、別の部屋に隔離されているジョナを続けて発見し、何とかニックは脱出を試みる。
そして3人はどうにか施設外へと逃げ出すが、デイモンらが追い詰めていく。
追ってくる研究員たちによって窮地に立たされた時、ニックたちに思いもよらない力が発動する...。
って話。
ウィリアム・ユーバンク監督作品です。
何か予告編があまりに謎めいていたのでちょっと気になっていたので観てみました。
なかなかの衝撃、なかなかの度肝抜き系の映画でした。
予告編にウソは無しですね。
冒頭から、
「あれ?コレ何の映画だっけ?」
と思わされるような、
ミニシアター系のハイセンスムービーみたいな叙情的で美しいテイストの映像でした。
何か青春ロードムービーだったのかな?
って気分で観ていました。
しかし足の不自由な主人公は彼女との恋愛問題に悩みつつも、
彼らの端末をハッキングしてくる謎のハッカーの住所を突き止めたのでそこを目指す。
その辺から徐々にテイストが変わってくる。
突然ホラータッチになったりSFになったり。
そうなったらもうそこからはかなり難解な展開です。
一昔前はよく見かけたような、意味不明なSFです。
ただ結構気分の良い難解さですね。
どういう状況?どういう環境?
なQuestionマークは抱き続けなければいけないです。
主役のブレントン・スウェイツはなかなか良かったし、
恋人役のオリヴィア・クックも可愛くて良かったです。
中盤からずっとわけわからないけテイストですけど、
ラストは突如衝撃的な展開に・・・。
とかく突然能力を発揮するクライマックスは度肝抜く展開でした。
で、更に混沌のラストシーンでした。
まあ意味不明でしたけど、凄い映画でしたた。
作り手の意味ははっきりわからないですが、
すごい映画ということはわかりました。
映画もハイブリッドの時代になったのだなと思わされました。
ハイセンス系青春ロードムービーのテイストで謎めいたSFを描くみたいな。
映画好きには評価を得そうですけど、
一般人が観るには難解すぎるかも知れないです。
前の座席のカップルが上映後すぐに、
「意味わからないんだけど」と不満のように言っていました。
そんな感じの映画です。
そんなわけで6点です。
何か新しい映画史の片鱗を観たような気持ちでした。